芸能

松本人志はなぜ賞レースで起用されるのか? 視聴率からわかる“テレビ界での根強い需要”

松本人志は「数字を持っている」というのは本当か

松本人志は「数字を持っている」というのは本当か

 松本人志は視聴率を持っているのか、それとも──。5月29日、オリエンタルラジオの中田敦彦が公式YouTubeチャンネルで、〈【松本人志氏への提言】審査員という権力〉という動画を投稿し、波紋を呼んでいる。

 中田は『M-1グランプリ』、『キングオブコント』、『THE SECOND~漫才トーナメント~』という数多くのお笑い賞レースに関わっているダウンタウンの松本に対して、「審査員をやり過ぎではないか」と苦言。「松本人志さん以外の価値観を持つ人たちにそのハンドルを渡す事で、お笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作る事がお笑い界全体への貢献になるのではないか」という提言も行った。

 この発言は賛否両論を呼んでおり、ネットの一部では中田の発言内容を支持する声も見受けられた。ただ、テレビ局関係者は「松本さんが賞レースに関わると、注目度が上がるというのは間違いない」と話す。

「『M-1』は毎回、審査員の松本さんが何点をつけたか話題になりますよね。例えば、今年から始まった『THE SECOND』は結成16年以上の漫才師を集めた大会ですが、出場者だけでは視聴率がどれだけ取れるか未知数です。数字が取れなければ、番組は終わります。成功させるため、軌道に乗せるためには、誰もが知っている“番組の顔”を作る必要がある。

 もちろん主役は漫才師たちなのですが、まずは見てもらわなければ始まらない。そこで、松本さんにアンバサダーという広告塔のような役割を務めてもらったのだと思います。世帯視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とそこまで良いとは言えませんでしたが、松本さんがいなければもっと下がったのでは」

関連記事

トピックス

今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
国仲涼子が語る“46歳の現在地”とは
【朝ドラ『ちゅらさん』から24年】国仲涼子が語る“46歳の現在地”「しわだって、それは増えます」 肩肘張らない考え方ができる転機になった子育てと出会い
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン
インフルエンサーの景井ひなが愛犬を巡り裁判トラブルを抱えていた(Instagramより)
《「愛犬・もち太くん」はどっちの子?》フォロワー1000万人TikToker 景井ひなが”元同居人“と“裁判トラブル”、法廷では「毎日モラハラを受けた」という主張も
NEWSポストセブン
兵庫県知事選挙が告示され、第一声を上げる政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏。2024年10月31日(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志容疑者、14年前”無名”の取材者として会見に姿を見せていた「変わった人が来るらしい」と噂に マイクを持って語ったこと
NEWSポストセブン
千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン