寺田理恵子(てらだ・りえこ)/1961年生まれ、東京都出身。1984年にフジテレビに入社
──河野さんは『週刊朝日』の表紙をされたり、学生時代から有名人でしたよね? 『CanCam』の読者モデルも務められて。
河野:私って積極的だったんですね(笑)。先輩の川端健嗣さんと永麻理さんに映画館でお会いした時、「私、アナウンサーになりたいんです」とご挨拶に行ったことをお二人が覚えていてくださって。入社後、お仕事をご一緒できた時は、とっても嬉しかったです。
私は小さい頃から『なるほど!ザ・ワールド』の益田由美さんに憧れていて、アナウンサーになって海外で活躍したいという夢を持っていたんです。フジテレビにはその夢を叶えてもらえて、入社4年目に『FNN World Uplink』にパリ特派員として出演することができました。帰国後も『FNNスピーク』のキャスターでした。
──あの頃は海外も行き放題でしたもんね。
河野:でも、同期の3人で並んでいる印象が視聴者の方には強いから「フジテレビ3人娘」と呼んでいただいたりして……。日本テレビで同期入社の永井美奈子ちゃんや関谷(高橋)亜矢子ちゃんも含めて、アイドルっぽいことをいちばんさせられた時代かもしれませんね。
(第2回に続く)
【プロフィール】
寺田理恵子(てらだ・りえこ)/1961年生まれ、東京都出身。1984年にフジテレビに入社。『オレたちひょうきん族』で2代目ひょうきんアナを務めた。現在は「心とからだ磨きの朗読教室」を主宰。7月1日に自身が脚本・プロデュースした音楽朗読劇「めぐり逢いはすべてを越えて」(東京・内幸町ホール)を開催。著書に『四季を感じる毎朝音読』など。
中井美穂(なかい・みほ)/1965年生まれ、東京都出身(ロサンゼルス生まれ)。1987年にフジテレビに入社。『プロ野球ニュース』や『FNNスーパータイム』に出演。2013年から「読売演劇大賞」の審査員を務めており、年間300本ほど観劇する。また、NPO法人『キャンサーネットジャパン』の理事としてがん患者の支援活動に精を出す。
河野景子(こうの・けいこ)/1964年生まれ、宮崎県出身。1988年にフジテレビに入社。『FNN World Uplink』でパリ特派員を務め、帰国後は『FNNスピーク』に出演。6月30、7月1日に開催される朗読劇『Dramatic Reading Live vol.2 VAVAVA YESTERDAY~忘れてしまった恋の物語~』(東京・BLUES ALLEY JAPAN)に出演。
※週刊ポスト2023年6月30日・7月7日号