「アメフトを辞めた後悔はありません。まだできる思いはあったし悔しさはあるけど、おとんと一緒にいたいと決めたのは僕自身ですから。父親としても、1人の人間としても尊敬しています。『自分らしく生きろ』というメッセージは凄くいい言葉だし、大切にしたい」
現在はプロ野球、アメフトで培った経験を糧に指導者の勉強をしているという。
「必要とされる環境で選手たちの能力を引き上げるサポートをしたい。求められる人材になってスポーツ界に恩返ししたいですね」。
幸夫さんも、石川の今後の活躍を天国から優しいまなざしで見守っている。
■取材・文/平尾類(フリーライター)