再現度がすごい! 神田うの

再現度がすごい! 神田うのとA子さんの比較写真

 だがこの2つの写真を見比べると、与える印象に大きな違いがあることがわかる。うのさんが腕を回しているのは西村氏の肩の上。肩から首の周りにかけて腕を回している格好だ。身体を西村氏に預けるように、ゆったりした手の回し方がうのさんらしく優雅だ。対してA子さんが手を回しているのは西村氏の肩口。その手で彼をしっかりと抱え込んでいるといった印象だ。

 このように相手に触ったり、相手の身体に手を添えたり、肩に腕を回すというのは、この人は自分のものだという所有意識の表れであると、ボディランゲージの専門家アラン・ビアーズとバーバラ・ビアーズはその著書『本音は顔に書いてある <言葉の嘘>と<しぐさの本音>の見分け方』(主婦の友社)で書いている。互いが相手にどのように触れているかにより、両者の関係が与える印象は変わってくる。

 うのさんの写真からは、西村氏が不倫をしようと夫はわたしのものというメッセージとともに、首根っこを捕まえているのは私という夫婦関係における余裕すら感じさせる。A子さんの写真からもこの人は私のものという所有意識は伝わってくるが、同時にこの人を離したくないという思いも伝わってくる。さらにうのさんの写真では、西村氏の肩に回している左手の甲がしっかりと正面を向き、左手薬指にはめている指輪を見せている。そのため私が本妻であなたは愛人、離婚する気はないし、家庭は円満。立場をわきまえなさいというメッセージにも受け取れる。

 あえて同じ服装をしてみせたのは、相手より自分の方が立場が上だと見せつけるために思える。NEWSポストセブンでも「お相手のA子さんを完膚なきまでに打ちのめすメッセージ投稿にも見える」と書いており、本当は私が本家であなたがコピー、何をしたって私には勝てない、敵わないというA子さんへのメッセージに思える。不倫現場を写真に取られてしまった西村氏に対しても、世間に騒がれるようなことにならないよう、この写真で釘を刺したということだろう。

 インスタグラムで女子のマウンティングはよく見られる光景とはいえ、ここまで強さを見せつける投稿は、さすが神田うのさんというべきか。普通は、こんな写真を撮ってインスタグラムにあげるなど考えもしない。だがこれがこの夫婦の形なのかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン