《爆風スランプ・パッパラー河合》「奇天烈じゃないと同期の米米CLUBより目立てなかった」苦節時代に書いた『Runner』誕生秘話

──枚数を競うような企画についてどう思っていましたか？

「全然、いやじゃなかった。だってこんなに大きなことになるとは思っていなかったから（笑）。次のシングルで『YELLOW YELLOW HAPPY』（1996年・オリコン最高順位4位）を出したら、凄くヒットして俄然やる気が出ました」

──テレビ番組の企画だと、短いサイクルで沢山曲を作られていたイメージでしたが、実際はどうでしたか？

「ポケビ自体は3、4年やったと思うのですが、アルバムのために書いた曲は9曲くらいで、シングルで出した曲は全部売れました。中野には絶叫系の曲、女性アーティストに書く時はメロディアスな曲って分けていました（笑）」

　後編ではアイドルデュオ『YURIMARI』のプロデュース裏話、爆風スランプの今後の活動などについて語ってもらった。

（後編に続く）

「アオゾラ」chiaki
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作詞 / chiaki
作曲 / パッパラー河合
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取材・文／池守りぜね　撮影／小谷信介