●重要文化財に指定 和時計の最高傑作
地球館2F 科学と技術の歩み「万年時計」
江戸末期から明治初期に活躍した田中久重が、その持てる技のすべてを注ぎ1851(嘉永4)年に製作した和時計の最高傑作。複雑で多様な仕組みもさることながら、七宝、蒔絵、螺鈿細工などで装飾された美しい外見にうっとり。重要文化財に指定されている。
●7月に新しく展示! 映画のセットと実物カプセル
地球館2F 日本の宇宙開発「小惑星探査機はやぶさ 再突入カプセル」
2010年6月13日に、小惑星「イトカワ」のサンプルを地球に持ち帰った「小惑星探査機はやぶさ」の再突入カプセルの実物と、映画『はやぶさ/HAYABUSA』で使用された実物大模型が展示されている。
「展示されるくらい、忠実に作られている映画の大道具があるなんて、驚きでした。普段の撮影のセット、もっとよく見るようにします(笑い)」
●実際に太古のロマンに触れてみよう
日本館3F北翼 日本列島の生い立ち「アンモナイト」
イカやタコに近い軟体動物であるアンモナイト。北海道で発見されたコレクションの中でも、特に目立つのが7点の大型アンモナイト(直径80〜100cm)だ。その何点かは展示ケースのない露出展示となっていて、実際に手で触ることができる。
「これ以外にも、たくさんのアンモナイトが展示されています」
●自分が展示ケースに入って記念写真が撮れる
日本館2F北翼 日本人と自然 「現代人」
2万年前の港川人から縄文人、弥生人、中世人、近世人とまさに日本人の歴史を旅するかのような展示があり、その最後に空っぽの展示ケースのキャプションには「現代人」と記されている。鑑賞者自らが展示ケースの中に入り「日本人の旅」を振り返りつつ、記念写真が撮れるユニークな人気スポット。
「現代人と言えばスマホを持っていた方が、いいかしら」