芸能

中居正広、山下智久の『仰天ニュース』ゲスト出演に“待った” 退所組との共演を避ける背景

中居と山下

退所組は共演できないとも

「今年9月に日本テレビ系の情報番組『ヒルナンデス!』や『ZIP!』などに出演し、バラエティー番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』では名物企画“ダーツの旅”で10年ぶりの地方ロケにも挑戦しました。長らく遠ざかっていた民放での露出が“解禁”され、立て続けに出演番組が放送されていることに多くのファンが喜んでいます」(スポーツ紙記者)

 2020年10月に旧ジャニーズ事務所を退所した山下智久(38才)のテレビ復帰が本格化しつつある。

 9月末には日テレ系の『沸騰ワード10』にゲスト出演。10月に入ってからも『行列のできる相談所』で下町ロケを敢行するなど、同局の人気番組を網羅するほどの勢いだ。

 日テレが中心なのは、同局の子会社が運営するHuluのオリジナルドラマ『神の雫/Drops of God』に山下が主演しているため。いわば番宣を兼ねた“番組ジャック”だが、その流れに水を差したのは意外な人物だった。日テレ関係者が明かす。

「中居正広さん(51才)です。中居さんと笑福亭鶴瓶さん(71才)が司会を務める『ザ!世界仰天ニュース』に山下さんがゲストの候補に挙がっていたのですが、キャスティングの段階で、中居さんが“待った”をかけた。山下さんも出演に前向きだったようですが、結局、見送られることになりました」

 中居といえば、山下が尊敬してやまない大先輩。互いに前事務所を退所した後も交流が続いていたが、2人にいったい何があったのか。

「山下さんは中居さんを『永遠の先輩』と呼び、今年1月に中居さんが病気療養から復帰した際は自身のSNSで《先輩おかえりなさい》とハートマーク付きで祝福していました。今年4月に中居さんがXに個人事務所のアカウントを開設した際も《いつも凄い温かいメールくれるんです。中居さんファンの皆さんヤキモチ妬かないでね》と綴り、仲のよさをアピールしていたほどです。

 一方の中居さんは公私をきっちりと区別する性格。退所以来、旧ジャニーズ事務所を辞めたタレントとの共演はできるだけ避けてきたため、山下さんと同じ番組に出ることも時期尚早と判断したのでしょう」(芸能リポーター)

 中居が前事務所を退所したのは2020年3月。同年5月に、独立後初めて共演した後輩はほかならぬ山下だった。

「コロナ禍に収録された『ザ!世界仰天ニュース』に、山下さんがリモート出演する形で共演が実現しました。当時、山下さんは事務所を辞める前で、現役の所属タレントが退所したばかりの中居さんと共演するのは異例のこと。それでも山下さんは先輩のためならと出演を快諾し、独立後の進路に悩む中居さんに『中居さんは中居さんですから』とエールを送ったのです」(前出・芸能リポーター)

 中居にとって山下は、いわば独立後の活動を応援してくれた“恩人”だった。それでも軽々には共演できない深い理由があるという。

「中居さんのマネジャーは旧ジャニーズ事務所からの出向で、退所後も前事務所とは良好な関係を保ち続けてきました。テレビ業界で生き残るための処世術とも言えますが、中居さんは退所したタレントと前事務所の橋渡しのような役割を担ってきました。実際に、中居さんがあるテレビ局のプロデューサーに元SMAPの香取慎吾さんや草なぎ剛さん、稲垣吾郎さんのテレビ復帰を頼みこんでいる姿を見たこともあります。人知れず中居さんは彼らのために動いているのですが、あくまで“裏の動き”。退所組同士の共演は、前事務所への仁義的にもタブー視していたようです」(前出・芸能リポーター)

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン