それを受け、A氏も態度を硬化させた。
「訴訟を取り下げるよう、すみれさんの継母にあたる東尾理子さん(48才)にかけ合ったそうです。額が額ですから、理子さんも純一さんも心配していたでしょう。
ただ訴訟は取り下げられず、A氏は2023年に入って『損害賠償請求』の名目ですみれさんを逆に提訴したんです。かつてすみれさんと口論になった際、路上で頭や上腕などを数回殴打されたというのが、A氏の主張でした。『慰謝料200万円』と『弁護士費用20万円』を請求するものでした」
その様子を捉えたのが、冒頭の映像だった。撮影者はA氏とみられ、激しいやりとりではあるが、エスカレートした単なる痴話喧嘩にも見える。
東京地裁で1月25日、A氏が起こした訴訟の判決の言い渡しが行われた。下されたのは「A氏の請求を棄却する」という結果だった。
すみれの所属事務所に問い合わせると、すみれがA氏を訴えていること、A氏に訴えられていることは「事実」と認めた上で、A氏への暴力については「『棄却された事実』がすべての答えである、と認識してほしい」とした。
すみれの長男は、4月に1才を迎える。円満な解決を迎え、平穏な日々を送れるようになることを願うばかりだ。