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「週刊ポスト」本日発売! 臆病者のための「バブル超え」投資術ほか

 3月8日発売の「週刊ポスト」は、内閣支持率は最低なのに株価は史上最高値、庶民の生活は苦しくなる一方なのに大企業は好業績連発という“歪んだ令和バブル”を生き抜くマネー術を集めた特大号。ベストセラー作家・橘玲氏が“臆病者”はどうすればバブルの波に乗れるかを説く。プロがリスク分散してくれる投資信託の推奨商品も徹底解説。もちろん、岸田おろしが始まった永田町の深層情報、大谷翔平の結婚余波ほかスクープ、エンタメ情報も満載です。

今週の見どころ読みどころ

◆橘玲が緊急寄稿「臆病者のための“バブル超え”投資術」
2006年に刊行した『臆病者のための株入門』がベストセラーになった作家・橘玲氏が令和バブルの泳ぎ方を指南する。平均的な国民なら、将来の備えは新NISAだけで十分とし、この仕組みをうまく使えばAIにもヘッジファンドにも負けないと断言する。個人には「時間」という大きなメリットがあるからだ。ただし、日本経済がついに本格的に復活するかについては懐疑的な見方を示した。そして、人気を集めるインデックスファンドの正しい活用法を解説する。

◆ビビリ投資家のための「手数料が安い」安心投信15
投資初心者が長期にこつこつ資産を殖やしたいなら、投資信託がピッタリだ。プロが投資内容を吟味してリスク分散し、少しずつ確実にリターンを得る目的で作られた商品が多いからだ。そのなかでも、成長が見込めて手数料が安い15のお勧め商品をラインナップした。新NISAを始めるなら、まずはこのリストが第一候補になる。

◆<スクープ>公明党が創価学会ファミリー企業に年間10億円の政治資金支出!
ノンフィクション作家・広野真嗣氏と本誌取材班の調査で、公明党が税金である政党交付金を含む政治資金から年間10億円を創価学会ファミリー企業に支出していることが判明した。支出が多かった7社は、学会の副会長や元地域部長、幹部の「親衛隊」などを務めた人物がトップに就き、売上の大半を公明党からの発注に頼っている例もあった。この支出は適正なのか。各企業や学会はなんと答えたか――。

◆大谷翔平「2歳下の新妻」めぐる「松井秀喜の教訓」と「羽生結弦の蹉跌」
大谷の結婚相手については、元バスケットボールのスター選手の名が取り沙汰されているが、本人からの発表は限定的だ。その対応について事情を知る周囲の声を聞くと、妻の素性を徹底的に隠し通した松井秀喜氏の例と、同じように一切の情報を出さなかったにもかかわらずスピード離婚に至った羽生結弦氏の例が参考にされている可能性がわかった。しかるべきタイミングでお披露目があると見る意見が多く、それはどうやら今年のオールスターゲームになりそうだ。

◆<仰天内幕>弟子の不祥事で失脚した元白鵬「シン相撲協会設立」の可能性
引退に追い込まれた北青鵬の暴力沙汰で、師匠である元白鵬も2階級降格、師匠謹慎の重い処分を受けた。もともと相撲協会内には元白鵬を苦々しく思う勢力があり、この機に乗じて封じ込めを図ろうという意図も見え隠れする。不穏な空気のなかで、14年前の「貴乃花の乱」の再現を懸念する声も出始めた。すでに角界に一大勢力を築いた元白鵬は、このまま支度部屋に引きこもったままなのか、それとも「自分の土俵」に再び上がるのか。

◆自民党「地方の乱」が火を噴き、3・17「岸田おろし」の号砲が鳴る
「俺が出る」と意気込んだものの、政治倫理審査会でますます支持率を下げた岸田首相は、党内で四面楚歌に追い込まれた。「我関せず」の茂木幹事長とは目も合わせないほど関係が冷え込み、“影の幹事長”として奮闘する森山総務会長も匙を投げているとか。そんななか、衆院補選や地方選を控えた地方組織から3月の党大会で岸田おろしの火の手が上がる可能性が高まっている。

◆「秘書が、秘書が」の西村・前経産相が「黒ビキニ秘書官」を復帰させていた
政倫審で何を聞かれても「私は全く承知していない」と逃げ回り、裏金処理はすべて秘書たちがやっていたと責任転嫁した西村氏が大事に抱え込む女性秘書がいる。昨年11月、週刊文春に“近すぎる関係”を報じられた「黒ビキニ秘書官」だ。本誌取材で、秘書官を退任した彼女が私設秘書として事務所に復帰していたことが発覚した。

◆キャンプに顔を見せなかった原前監督は「コーチ付きゴルフ三昧」で高みの見物?
事実上、成績不振の責任を取って退任した巨人の原辰徳・前監督は、過去2度の退任後シーズンオフとは異なり、巨人の春季キャンプを一度も訪れなかった。関係者によると、その間、コーチを付けて趣味のゴルフに没頭していたようで、そこには阿部新監督との「野球観の違い」も影響していたという。

◆<定点観測グラビア>東日本大震災「13年間の復興と停滞」
本誌は震災直後から、いくつかの被災地で定期的にグラビア撮影を続けてきた。13年の星霜を経て、もちろん復興の足跡も多く見届けることができたが、いまだ広大な空き地が広がる痛ましい風景も少なくない。あの日から今日までの被災地の姿を振り返り、まだまだ道半ばの復興を考える。

◆失明の危険も! 緑内障、白内障ほか「やってはいけない眼科治療」
死ぬまで目の悩みがないという人はほとんどいないだろう。しかし、目の病気は種類も多く、そのくせ自覚症状では診断しにくいところが厄介だ。また、眼科医は開業医が7割と多く、はっきり言えばヤブ医者も交ざっている。医師の勧めで手術に踏み切ったらかえって見えなくなったとか、最悪、失明したといった悲劇も後を絶たない。どんな症状でどんな病気が疑われるか、診断が下ったらどんな治療法を選択すべきか、名医のアドバイスを聞いた。生島ヒロシ氏、大場久美子氏の手術体験記も。

◆<実例大特集>相続トラブルを引き起こす「きょうだい」の深い闇
相続は時に“争族”につながる。親類のなかでも、法的に同等の権利を持つきょうだい同士はトラブルにつながりやすい。「一人だけ親と同居」「収入格差がある」「子供の有無」など、トラブルになりやすい12の類型を明らかにしたうえで、聞くもおそろしいトラブルの実例と、それを回避するための専門家の知恵をお届けする。

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