国内

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」

f

悠仁さまの進学先選びでは警備も重要

 この春、高校3年生に進級した悠仁さま。学内ではバドミントン部に所属し、最上級生として部員をまとめる立場だが、夏前に部活動を引退すれば、待ち受けるのは大学受験勉強だ。悠仁さまの進学先についてはこれまで、東京大学や東京農業大学、北海道大学、さらに4月に研究施設を訪れたばかりの玉川大学など、いくつもの候補が挙げられてきた。

「なかでも本命校の1つとして挙げられるのが筑波大学です。現在通われているのも同大の附属高校ですし、昨年には、悠仁さまが長年関心を持つ昆虫分野に関する大学の研究室を訪問されました。大学側も歓迎の姿勢のようで、“相思相愛”といえます」(前出・宮内庁関係者)

 しかし、ここにきて筑波大学進学に黄信号がともっているという。キャンパスがある茨城県の地元の警察が懸念を示しているというのだ。

「茨城県警としては、悠仁さまの警備は名誉ある仕事ですが、“もし何かあってからでは遅い。手厚い警備体制が整う地域に行かれるべきではないか”と考えているそうです。たしかに茨城県警は、警視庁はもちろん、皇室の御用邸がある神奈川や栃木の県警と比べて、皇族警護に不慣れな点は否めません。地方警察にとって皇族の警備は簡単なことではないのです」(警察関係者)

 しかし、いくら経験不足とはいえ、警護の問題で自身の進学先を狭めるわけにはいかないというのが、悠仁さまや秋篠宮家の本音であろう。

「悠仁さまは昆虫をはじめとした動植物など自然を広く体系的に学べる『自然誌』に関心をお持ちです。

 秋篠宮さまは悠仁さまのそうした思いを尊重され、学びの場としてベストな大学を選ばれることを希望されています。一方の紀子さまは悠仁さまを初の“東大卒天皇”としたいと考えており、悠仁さまの進学先については、ご夫妻の間にややズレがあるのが現状です」(前出・宮内庁関係者)

 自然誌を学ばれたい悠仁さま、異なる教育理念を持たれる秋篠宮ご夫妻、警備の負担に不安を抱える県警との間で「三つ巴の戦い」が起きていることになるが、県警については、秋篠宮家の“新顔”が解決に導く可能性も。

「この2月、秋篠宮家を支える最側近の皇嗣職大夫に就任した吉田尚正氏(63才)は元警視総監で、警察庁の警備局でも勤務経験があります。現在、茨城県警の警務部長は警察庁から出向中で要人警護の経験も豊富ですし、吉田氏が自身の人脈を生かして県警を説得する展開もあるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 進学を巡る水面下のせめぎ合いは、バドミントンの熱戦に劣らず緊迫している。

※女性セブン2024年5月9・16日号

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン