芸能

山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談

世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた

世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた

 山口百恵さん(65才)が、三浦友和(72才)との婚約会見を開いたのは、1980年3月のことだった。前年の10月に堂々の恋人宣言をし、結婚は予想できた。しかし、百恵さんの「芸能界引退」は衝撃的だった。

 三浦は会見で「恋人宣言する前から、ぼくたちを温かく見守ってくださった人たちのお陰」と明かした。その中に、ある神社の宮司が含まれていることはほとんど知られていない。

 東京・新宿から車で10分ほど、都庁周辺の高層ビル群がハッキリと見える閑静な住宅街に「八津御嶽神社」はある。神社とは思えない4階建てのデザイナーズビルのような近代的な造りのその神社が、SNS上で話題を呼んだのはつい最近のこと。10億円を超える高値で売りに出されたからだ。

《現在は神社としてお使いいただいている当該物件ですので、例えば礼拝堂のような用途にはどんぴしゃりでしょう。室内は、光と音の反響の効果を最大化するような造りとなっております》

 物件情報サイトには、そんな売り文句が並んでいる。同神社の山本行徳宮司に話を聞いた。

「この場所に1961年から構え、1998年に教会の建築を数多く手がけている建築家のかたにお願いして建て替えを行い、いまのデザインの建物になりました。

 ただ、コロナ禍以降、一般の人が入りづらく感じてしまうようで、参拝客がガクンと減ってしまった。そのため、移転を見越して昨年7月から物件を売りに出しています。中国やシンガポール、中東の国から内見に来た人もいますし、“大使館にしたい”と言ってくれたアフリカの国もあったのですが、いまのところ、売却先は決まっていません」

 珍しい外観ではあるが、近隣住民にとっては長い間親しまれた神社だ。その“御利益”を求めて、宮司の元には有名芸能人も通ったという。

「もともと私が音楽をやっていたつながりからアン・ルイスさん(67才)との縁ができ、百恵さんを紹介されました。40年以上前のことです。当時、彼女の身の回りで不幸やトラブルが続き、お祓いにきたのが最初でした」(山本宮司・以下同)

 百恵さんが宮司の元を訪ねたのは決まって深夜だったという。多忙に加え、まわりの目を気にしたからだろうと、宮司はこう続ける。

「あるとき、“おつきあいしている男性と、結婚してもよいでしょうか。結婚するならいつがいいでしょうか?”と相談されたんです。相手が三浦さんだとは知りませんでしたが、“幸せな結婚になる。時期は2年後”という神様からの言葉を伝えました。その言葉通り、百恵さんは2年後に結婚しました」

関連記事

トピックス

千葉ロッテの新監督に就任したサブロー氏(時事通信フォト)
ロッテ新監督・サブロー氏を支える『1ヶ月1万円生活』で脚光浴びた元アイドル妻の“茶髪美白”の現在
NEWSポストセブン
ロサンゼルスから帰国したKing&Princeの永瀬廉
《寒いのに素足にサンダルで…》キンプリ・永瀬廉、“全身ブラック”姿で羽田空港に降り立ち周囲騒然【紅白出場へ】
NEWSポストセブン
騒動から約2ヶ月が経過
《「もう二度と行かねえ」投稿から2ヶ月》埼玉県の人気ラーメン店が“炎上”…店主が明かした投稿者A氏への“本音”と現在「客足は変わっていません」
NEWSポストセブン
自宅前には花が手向けられていた(本人のインスタグラムより)
「『子どもは旦那さんに任せましょう』と警察から言われたと…」車椅子インフルエンサー・鈴木沙月容疑者の知人が明かした「犯行前日のSOS」とは《親権めぐり0歳児刺殺》
NEWSポストセブン
10月31日、イベントに参加していた小栗旬
深夜の港区に“とんでもないヒゲの山田孝之”が…イベント打ち上げで小栗旬、三浦翔平らに囲まれた意外な「最年少女性」の存在《「赤西軍団」の一部が集結》
NEWSポストセブン
スシローで起きたある配信者の迷惑行為が問題視されている(HP/読者提供)
《全身タトゥー男がガリ直食い》迷惑配信でスシローに警察が出動 運営元は「警察にご相談したことも事実です」
NEWSポストセブン
「武蔵陵墓地」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月10日、JMPA)
《初の外国公式訪問を報告》愛子さまの参拝スタイルは美智子さまから“受け継がれた”エレガントなケープデザイン スタンドカラーでシャープな印象に
NEWSポストセブン
モデルで女優のKoki,
《9頭身のラインがクッキリ》Koki,が撮影打ち上げの夜にタイトジーンズで“名残惜しげなハグ”…2027年公開の映画ではラウールと共演
NEWSポストセブン
2025年九州場所
《デヴィ夫人はマス席だったが…》九州場所の向正面に「溜席の着物美人」が姿を見せる 四股名入りの「ジェラートピケ浴衣地ワンピース女性」も登場 チケット不足のなか15日間の観戦をどう続けるかが注目
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
「『あまり外に出られない。ごめんね』と…」”普通の主婦”だった安福久美子容疑者の「26年間の隠伏での変化」、知人は「普段どおりの生活が“透明人間”になる手段だったのか…」《名古屋主婦殺人》
NEWSポストセブン
「第44回全国豊かな海づくり大会」に出席された(2025年11月9日、撮影/JMPA)
《海づくり大会ご出席》皇后雅子さま、毎年恒例の“海”コーデ 今年はエメラルドブルーのセットアップをお召しに 白が爽やかさを演出し、装飾のブレードでメリハリをつける
NEWSポストセブン
三田寛子と能條愛未は同じアイドル出身(右は時事通信)
《中村橋之助が婚約発表》三田寛子が元乃木坂46・能條愛未に伝えた「安心しなさい」の意味…夫・芝翫の不倫報道でも揺るがなかった“家族としての思い”
NEWSポストセブン