豪華なミニシアターも(米不動産サイト「マンション・グローバル」より)
家族思いの部分が見える物件選び
さらに、バスケットボールコートのある物件を購入したことについても注目が集まっている。今年結婚した妻・真美子さんは、元バスケットボールの選手だ。
「真美子さんがバスケットボールを楽しめるように、この物件を選んだのではないかと、現地では報じられています。また、広い芝生の庭もあって、そこで愛犬のデコピンを遊ばせたいのではないかとも言われている。その物件選びにおいて、家族思いの部分が見え隠れするという点で、大谷選手の好感度も上がっているでしょうね。
また、日本人メジャーリーガーは賃貸住宅に住むケースが多いのですが、大谷選手は購入したということで、今後も長くドジャースのためにプレーしてくれるだろうと喜んでいる現地のファンも多いようです」
英語でコミュニケーションを取ることが増加
今回の新居購入では、いろいろな側面でまたもや支持率を高めた大谷。元通訳である水原一平被告の違法賭博騒動以降に見えた“ある変化”もまた、人気アップにつながっているという。
「基本的に日本語で話している大谷選手ですが、ここ最近は英語でコミュニケーションを取る姿が、メディアで報じられる機会も増えています。闘病中の少年に始球式の権利をサプライズでプレゼントした際には、大谷選手が英語で少年と会話をしています。また、女子プロバスケのキャメロン・ブリンク選手がドジャースの始球式を行った際には、大谷選手と仲良くしている様子が報じられました。現地のファンにしてみれば、英語でフランクに会話する様子が多く見られれば、それだけ親しみやすく感じられるはず。ドジャースになじんでいる雰囲気も伝わりますし、間違いなく好感度はアップしていますよ。
もしも、水原被告がいたら、通訳を介して会話をしていたかもしれないということを考えると、水原被告がいなくなったことで、結果的にいい変化が起きていると見ることもできるでしょうね」
新居も購入し、プレーに専念できる環境がどんどん整っている大谷。念願のワールドシリーズ制覇に向けて、準備は万端だ。