スマートフォンを見ながら自転車を操るのは難しい(イメージ、Hans Lucas via AFP時事通信フォト)

スマートフォンを見ながら自転車を操るのは難しい(イメージ、Hans Lucas via AFP時事通信フォト)

 読者のみなさんの多くも「自転車のスマホながら運転」なんて珍しくもないほどに見てきたことだろう。もちろん、言わないだけで自分も「スマホながら運転」で自転車に乗っている、もしくは乗っていた、という人もいるかもしれない。それも11月1日からは罰則の対象だ。

 それにしても「自転車のスマホながら運転」、いったい何を見ているのか。筆者はコロナ禍からずっとこうした「自転車のスマホながら運転」の人と今回の件と関係なしに話してきたが思い起こす限り、おおよそ4つの用途であった。

「動画を観る」

「ゲームをする」

「電子コミックを読む」

「SNSやチャット」

 これで自転車を漕ぐわけで器用なものだが危なっかしいことこの上ない。意外なのは「地図を見ていた」的な用途はあまりいなかった。また「ながら通話」も昔のガラケー時代に比べれば減ったように思う。まあいるのだろうが、筆者の肌感としては先の4つの用途がほとんどである。

 あたりまえだがスマホで動画やゲーム、電子コミック、SNS等をすること自体は構わない。しかし「自転車のスマホながら運転」は違反であり、11月1日からは罰則もつく。まだ検討段階だが、自転車運転者講習の対象になる可能性もある。

 ちなみに「自転車のスマホながら運転」は6月以下の懲役または10万円以下の罰金となる。さらに危険と判断された場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金である。

 歓楽街の24時間営業スーパー、小さな男の子を後ろに乗せた電動アシスト自転車の女性も「スマホながら運転」をしていた。スーパーの前に停まったので声をかける。

「なに、あんた警察?」

 すごく怖い顔で睨まれる。違いますと答えると「警察呼ぶよ」と言われてしまった。

 でも後ろの子どもさんはかわいかった。筆者ににっこり「バイバイ」と小さな玩具を手に振ってくれる。大通りに面した人通りの激しい場所だ。子育てが大変なのはわかるが、子どもさんに危険が及ぶのは忍びない。

関連記事

トピックス

女子児童の下着を撮影した動画をSNSで共有したとして逮捕された小瀬村史也容疑者
「『アニメなんか観てたら犯罪者になるぞ』と笑って酷い揶揄を…」“教師盗撮グループ”の小瀬村史也容疑者の“意外な素顔”「“ザ”がつく陽キャラでサッカー少年」【エリート男子校同級生証言】
NEWSポストセブン
2023年7月から『スシロー』のCMに出演していた笑福亭鶴瓶
《スシローCMから消えた笑福亭鶴瓶》「広告契約は6月末で満了」中居正広氏の「BBQパーティー」余波で受けた“屈辱の広告写真削除”から5カ月、激怒の契約更新拒否
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長》東洋大卒記者が卒業証明書を取ってみると…「ものの30分で受け取れた」「代理人でも申請可能」
NEWSポストセブン
オンカジ問題に揺れるフジ(時事通信)。右は鈴木善貴容疑者のSNSより
《フジテレビに蔓延するオンカジ問題》「死ぬ、というかもう死んでる」1億円以上をベットした敏腕プロデューサー逮捕で関係する局員らが戦々恐々 「SNS全削除」の社員も
NEWSポストセブン
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
《新歓では「ほうれん草ゲーム」にノリノリ》悠仁さま“サークル掛け持ち”のキャンパスライフ サークル側は「悠仁さま抜きのLINEグループ」などで配慮
週刊ポスト
70歳の誕生日を迎えた明石家さんま
《一時は「声が出てない」「聞き取れない」》明石家さんま、70歳の誕生日に3時間特番が放送 “限界説”はどこへ?今なお求められる背景
NEWSポストセブン
一家の大黒柱として弟2人を支えてきた横山裕
「3人そろって隠れ家寿司屋に…」SUPER EIGHT・横山裕、取材班が目撃した“兄弟愛” と“一家の大黒柱”エピソード「弟の大学費用も全部出した」
NEWSポストセブン
ノーヘルで自転車を立ち漕ぎする悠仁さま
《立ち漕ぎで疾走》キャンパスで悠仁さまが“ノーヘル自転車運転” 目撃者は「すぐ後ろからSPたちが自転車で追いかける姿が新鮮でした」
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「こんなロケ弁なんて食べられない」『男子ごはん』出演の国分太一、現場スタッフに伝えた“プロ意識”…若手はヒソヒソ声で「今日の太一さんの機嫌はどう?」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《模擬店では「ベビー核テラ」を販売》「悠仁さまを話題作りの道具にしてはいけない!」筑波大の学園祭で巻き起こった“議論”と“ご学友たちの思いやり”
NEWSポストセブン
1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん
《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”
NEWSポストセブン
元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン