小学3年生(9歳)で初出場した全国ジュニアオリンピック大会で6位入賞。4年後には日本選手権の高飛込で2位に大差をつけて史上最年少優勝を果たした(写真提供/馬淵かの子氏)
4年後のロス五輪で金メダルを狙うために重要となるのが進学先だ。
玉井は現在、須磨学園高(兵庫)3年生で、JSS宝塚で崇英コーチの下で練習をしているが、「飛び込み競技は練習場所が少ないことが課題とされているため、進学のタイミングでどこを選ぶかが重要となる」(スポーツ紙記者)のだ。その点について、馬淵氏はこう言う。
「今年1月、立命館大学が崇英コーチを監督として『滋賀・立命館ダイビングクラブ』を設立しましたが、玉井君も所属すると聞いている。高校卒業後も崇英コーチと二人三脚で金メダルを目指していけるので安心です」
次のオリンピックではより成長した姿に期待だ。
※週刊ポスト2024年8月30日・9月6日号
