国内

《振り向きざまに“チッ”と舌打ち》「職員だけでなく一般人にも……」パワハラ疑惑・斎藤元彦知事の“悪癖” イベント関係者が目の前で受けた仕打ち

3月上旬にパワハラ疑惑を内部告発されていた斎藤元彦知事(46)百条委員会のアンケート調査で、新たな証言が次々と明らかになっている。「気に入らないと舌打ちをする」などの回答も多く寄せられた。

3月上旬にパワハラ疑惑を内部告発されていた斎藤元彦知事(46)(時事通信フォト)

 兵庫県議会の「百条委員会」によって調査が進められている、同県・斎藤元彦知事(46)のパワハラ疑惑などをめぐる問題。8月23日に行われた証人尋問では、内部告発者が公益通報窓口に相談したことを受けて、公益通報の調査結果を待たずに告発した男性職員に停職処分を下していたことがわかった。

 また7月31日から実施されていた県職員にむけたアンケートの中間報告も公表され、回答者の約4割が知事のパワハラなどを見聞きしたと回答。

 具体的なエピソードとともに、さまざまな斎藤知事の疑惑が明らかになっている。なかでも目立つのは知事の“悪癖”だ。8人の職員らがこのように意見を寄せている。

〈質問に答えられなかったら舌打ちをされた、お前じゃ話にならん上の者を呼べ、など〉

〈雨が降り出したとき、知事が濡れないように傘を差し出すのが遅いと舌打ちされたと聞いた〉

〈2023年8月2日香川県連携会議前のフィールドパビリオン体験時に、〇〇が遠い所におり、知事が持っていた荷物を一般職員が預かる際に、荷物をお預かりしますと言ったところ、無視され、もう一度伝えると舌打ちをされ、周りの職員が〇〇を呼んで秘書に預けていた〉

〈昨年7月24日の定例会見の項目レクの際、はばタンPAY+の資料を添付したが、それを見た知事から舌打ちの音と大きなため息があった(略)〉

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン