【図解】危険な景色と安全な景色
では子どもに言って聞かせる前に練習をしてみましょう。
次の景色のうち、安全なのはどちらでしょうか?
「通りの両側に塀の高い家が続く住宅地」と「たくさんの窓が通りに面している住宅地」
「木々に囲われている公園」と「フェンスに囲われている公園」
「植え込みもガードレールもない道路」と「植え込みに隔てられている道路」
「見通しのよい周囲が田んぼの道」と「住居が両側に並んだ道」
正解はすべて後者です。
「入りやすい」「見えにくい」場所を避けるという原理原則を知っていれば、なんでもない景色が危ない場所か、そうでない場所かはおのずと判断できるようになります。景色が語りかけてくるようになります。
「人」はウソをつきますが、「景色」はウソをつきません。どちらを重視すればいいのかは明白です。