芸能
ぽっちゃり子役・細山さん

《ぽっちゃり子役・細山クンの現在》明かした3歳年下女性との結婚、ゴールドマンサックス勤務と「年収1000万円」以上を捨てて起業家になった理由

衣装の定番は蝶ネクタイにサスペンダー(細山さん提供)

ぽっちゃり体型にサスペンダー付きの半ズボンが定番だった子役タレント・細山貴嶺さん(本人提供)

 ぽっちゃり体型にサスペンダー付きの半ズボンを身につけ、「太いけど細山です!」の自己紹介で笑いをとっていた子役タレント・細山貴嶺(たかね)さん(29)。ピーク時には体重108キロで、バラエティ番組『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)や『おはスタ』(テレビ東京)で活躍していた。

 だが2年前、NEWSポストセブンの取材に体重58キロのスッキリと痩せた姿を公開して、世間を驚かせた。取材当時は慶應義塾大学卒業後、ゴールドマン・サックス(GS)勤務を経て、資産運用会社を渡り歩くエリートビジネスマンに変身し、さらに「動物を救う仕事」で起業したいと熱く語っていた。現在、細山さんは古都・京都にいた。そして、本人から明かされたのは、激変した環境だった──。

なんで細山クンが京大に?

 9月上旬、細山さんに会ったのは、京都大学のキャンパス内だった。差し出された名刺には「京都大学イノベーションキャピタル株式会社 投資部 客員起業家/EIR」とある。京都大学なのに学生でも研究者でもなく、会社員ということなのだろうか……。

「はい、京都大学の100%子会社の『京都大学イノベーションキャピタル(略称:京都iCAP、アイキャップ)』の契約社員です。2年前の8月に前職の資産運用会社を辞めた後、大学院でMBAを取得してから起業しようと考えていたのですが、京都大学大学院のMBAについて調べていたところ、たまたまこの『京都iCAP』の存在を知りまして。MBAよりこの客員起業家(EIR:Entrepreneur In Residence)制度を利用したほうが早く起業できるなと思い、応募したら採用していただけて、去年1月に京都に来ました」

 京都大学をはじめ日本の国立大学には、実用化されずに埋もれている研究成果が多い。「京都iCAP」はそれらをビジネスに繋げる目的で設立されたベンチャーキャピタル(高い成長が見込まれる未上場企業に投資する投資会社)で、細山さんは「京都iCAP」に2年契約で所属しながら、起業準備をしている客員起業家なのだという。

「身分と給料が保証されているし、起業の知識やノウハウ、投資家とのネットワークを持つ『京都iCAP』の方たちには本当に助けられています」

関連キーワード

関連記事

トピックス

夜の街にも”台湾有事発言”の煽りが...?(時事通信フォト)
《“訪日控え”で夜の街も大ピンチ?》上野の高級チャイナパブに波及する高市発言の影響「ボトルは『山崎』、20万〜30万円の会計はざら」「お金持ち中国人は余裕があって安心」
NEWSポストセブン
東京デフリンピックの水泳競技を観戦された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年11月25日、撮影/JMPA)
《手話で応援も》天皇ご一家の観戦コーデ 雅子さまはワインレッド、愛子さまはペールピンク 定番カラーでも統一感がある理由
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんを支える「絶対的味方」の存在とは
《ドッグフードビジネスを展開していた》大谷翔平のファミリー財団に“協力するはずだった人物”…真美子さんとも仲良く観戦の過去、現在は“動向がわからない”
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
悠仁さま(2025年11月日、写真/JMPA)
《初めての離島でのご公務》悠仁さま、デフリンピック観戦で紀子さまと伊豆大島へ 「大丈夫!勝つ!」とオリエンテーリングの選手を手話で応援 
女性セブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(読者提供)
《足立暴走男の母親が涙の謝罪》「医師から運転を止められていた」母が語った“事件の背景\\\\\\\\\\\\\\\"とは
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン