近況がキャッチされた水原一平被告(写真/BACKGRID/Aflo)
「岩本氏は義理堅い性格で、納得がいかないと熱く言うタイプ。今回彼が申立書を提出したのは、日本ハムが水原被告のような通訳を受け入れ、大谷選手と出会わせてしまったことに対する自己弁護というよりも、単純に岩本氏が水原被告を本当に良い人と思っているからだと思います。ひょっとしたら、申立書を提出する前に大谷選手に一言伝えていたかもしれません」
注目されるのは、大谷選手への影響だ。前出・在米ジャーナリストが語る。
「古巣である日本ハムの現職が水原被告を擁護する声明を出していることは、大谷選手の裁判に対する態度に多少なりとも影響がある可能性がある。原告である大谷側が“妥協”をすれば、被告が支払うの賠償金の減額なども見込まれます」
年末のNHKの特集で、言葉を選びながら『僕の中ではまだ(被告との問題は)終わってない』などと話していた大谷。一連の申立書を見て、何を考えるだろうか。