被害者のAさんが住んでいた総世帯数179戸のタワーマンション
誕生日イベント後もいくつかやり取りが続いていたが、Aさんからの送信がなくなり、被告人から一方的にメッセージが送信されていた。
法廷で再現された2022年4月9日の最後のメッセージは、ストーカー規制法の被害届を提出されたことに対して、Aさんの行いを告発するような文面が見られた。
それでも最後には、「Aと結婚して、共に年齢を重ねた上でAの最期を看取りたい」という内容で締められていた。
和久井被告が突如怒りをあらわにしたり、被告人とAさんとのLINEのやり取りが読み上げられるなど、多くの事実が明らかになった第2回公判。和久井被告は7月9日の公判で、自ら事件について語る予定だ。
(了。第1回から読む)
◆取材・文/普通(傍聴ライター)