4畳半の部屋にはまだ生活感が漂っていた
「ある社長さんには、『社長が謝る必要はないですよ。彼の働き方や仕事ぶりを見たらすごく真面目にやっていたから、事件を犯すような人間だなんてわからなかったし、こんな真面目でいい子がいるんだって思っていた』と言われました。それを聞いて涙が出るくらいホッとして……。あいつがいなくなったから、明日から僕もトラックに乗って現場に出ないといけないんです。本当に迷惑な男です。二度と関わりたくない」
容疑者の部屋にあったもの
家宅捜索はおよそ2時間にわたって行われ、兵庫県警の捜査員らは段ボールを2つ抱えて寮から去った。その後、社長が「警察から『部屋に入らなければ問題ない』と言われたので」と記者に応対し、谷本容疑者の居室内の撮影が許された。
部屋の面積の約半分はシングルベッドが占めており、家具は冷蔵庫と電子レンジのみ。丸まった掛け布団や、干しっぱなしの洗濯がそのまま残され、先ほどまで容疑者がいたかのような生活感が今も漂っている。またベッドのヘッドボードに、親族のものと思われる2柱の位牌が無造作に置かれているのも印象的だった。
はたして、この4畳半の居室から犯行の動機に繋がるものは見つかるのだろうか。事件の全容解明への道のりは、始まったばかりだ。
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