芸能

『ザ・ノンフィクション』でクズ芸人を一喝した結婚相談所の代表、“恋愛コンサルタント業”の原点はアイドル時代に学んだ「好かれる術」と夜の銀座で「自分は何を提供できるか」の経験

恋愛コンサルタント、結婚相談所事業の会社社長を務める山本早織さん

恋愛コンサルタント、結婚相談所事業の会社社長を務める山本早織さん

今年1月に放送された『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)で、“クズ芸人”こと「ガッポリ建設」の小堀敏夫さん(58)の婚活をサポートした恋愛コンサルタント会社の社長を務める山本早織さん(38)。

 パチンコに借金三昧で所属事務所をクビになった小堀さんに対して、辛抱強く婚活アドバイスをする山本さんの姿、そして嘘を積み重ねるクズ芸人に山本さんが一喝するシーンなど、今年の年明けから番組が大きな話題となった。現在も恋愛や婚活などの人々をサポートする彼女だが、そのノウハウのほとんどはグアビアアイドルをしていた時の経験、銀座の夜の仕事で得た経験などが礎となっていると語った。【前後編の後編。前編から読む

──『ザ・ノンフィクション』で小堀さんを見捨てず、真剣に向き合う姿に驚きました。

「グラビアアイドルを辞めてからは、メディアに出演することは考えずに粛々と事業をやり続けていましたが、去年あたりからポツポツとメディアから、お声がけいただくようになりました。そのタイミングで『ザ・ノンフィクション』のお話をいただきました。小堀さんの婚活サポートは大変でしたが、私にとっても色々と勉強になりました」

──山本さんは2018年に実業家の男性と結婚されているんですね。

「実は今の主人は2歳年上の銀座のクラブのお客さんでした。私のことを気に入ってくれて、主人が経営している飲食店でよく食事などをしていました。

 でも、今の主人と出会った頃はまだ前の夫と婚姻関係が続いていたので『困ったことがあったらなんでも言ってね』と精神的にも助けてくれる存在でした」

──再婚だったんですね。

「グラビアアイドルをしていたときに付き合っていた彼と結婚してから、元所属事務所の社長と裁判することになりました。結婚生活がスタートしたときから多くの問題を抱えていたのもあって、結婚生活半年くらいで夫婦ゲンカが絶えなくなって結局、離婚しました。離婚した後に今の主人と付き合い始めて、33歳のときに再婚しました」

──裁判では勝訴し、再婚して待望の第1子を出産しました。

「再婚して1年くらいで2度ほど自然妊娠したのですが、流産してしまい……。世の中的には早いといわれる年齢でしたが、34歳で体外受精に切り替えました。不妊治療にはタイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精のステップがありますが、『どうして最初から1番高い確率の方法を選択しないのか』と疑問に感じていました。

 それで病院の先生にお願いして体外受精で妊娠しました。そのときに、妊活は自分が婚活パーティーに参加したり、婚活アプリなどでマッチする確率を上げる構図と似ているなと思ったんです」

──妊活と婚活に類似点があったんですね。

「アイドルもホステスでも全部色恋の“思わせぶり”な仕事だと思うんです。だから私は色恋しかできなかったし、今仕事で皆さんに伝えている婚活全般に関しては自分の過去の経験がもとになっています。ありがたいことに、グラビアアイドルのときは、男性が好むものを教えてもらいました。例えば、セーターを肩が見えるぐらいおろすとか……」

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン