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『青ヶ島ちゃんねる』の佐々木加絵さんインタビュー

「妊活して子どもをたくさん産みたい…」青ヶ島在住の新婚女性が語る“日本一人口が少ない村”での子育て、結婚、そして移住のリアル

青ヶ島で生まれ育った佐々木加絵さん(本人提供)

青ヶ島で生まれ育った佐々木加絵さん(本人提供)

 人口約160人と、日本でもっとも人口の少ない自治体として知られる青ヶ島。そこでの暮らしを発信するYouTubeチャンネル『青ヶ島ちゃんねる』(登録者21万人超)を運営する佐々木加絵さんは、2025年8月に結婚を発表した。今後も島での活動を続けていくことを伝えるとともに、「妊活を頑張って、子どもをたくさん産みたい」と語る佐々木さん。今回は、青ヶ島における結婚事情や子育てについて話を聞いた。【前後編の後編。前編から読む

小規模だからこそ、面倒見がよい

「日本でもっとも人口が少ない村」青ヶ島村では、島内での出会いは限られる。集落が一つしかなく、島民同士が家族のように育ち、島民同士での結婚は多くはないという。

「昔は島に大きな居酒屋があって、リゾートバイトに来た人が島で結婚して定住することもありました。でも店がなくなり、その流れはなくなっちゃいましたね。いずれはあの文化を復活させたいなと思っています。

 私が結婚を発表した時は年の差婚でしたが、島の人は誰も驚かなかったです。肩書や条件といったスペックにこだわるより、フィーリングが合えばいいという空気があるのは、青ヶ島の特色かもしれません」(佐々木加絵さん、以下同)

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