三田寛子と息子たち(三田寛子のインスタグラムより)

三田寛子と息子たち(三田寛子のインスタグラムより)

 もし歌舞伎俳優の妻が「出るときは出る、引っ込むときは引っ込む」ことを求められるとしたら、アイドルグループのメンバーと似ている部分があると思うのです。能條さんは乃木坂46の元メンバーですが、センターを務めたことはありません。ご本人やそのファンには不本意だったかもしれませんが、梨園妻の資質という観点からみると、センターでなかったことは、実はいいことのように思うのです。なぜなら、センターというのは「常に真ん中」なわけで、「出るときは出る、引っ込むときは引っ込む」ができないから。センターでない人は、センターを立てつつ、自分の魅力をアピールする必要があります。これは「出るときは出る、引っ込むときは引っ込む」と言い換えることができるのではないでしょうか。加えて、能條さんは芸能界という競争の場に長年身をおいていたわけですから、メンタルもタフと言えるのではないでしょうか。この先、いろいろと大変なこともあるでしょうが、アイドル時代の経験が能條さんを支えてくれると思うのです。

素直に甘えることで嫁姑関係がうまくいく

 また、能條さんと三田さんは相性がいいのではないかと思うのです。三田さんは11月12日放送の「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)において、能條さんが婚約会見の時に着ていた着物は、三田さんのお舅さんにあたる七代目・中村芝翫さんが直々に選んでくれたものだそうです。能條さんから「お母さまの大切なお着物を、もしお借りできたら着させていただきたいです」と申し出があり、着物での会見になったそう。三田さんは普段着なれない着物での会見は大変だろうと、あえて着物の話はしなかったそうですが、能條さんから歩み寄ってきてくれて感激したそうです。

 前出『走る!三田寛子400日 ~中村芝翫襲名の裏側~』を見ていると、梨園妻としての三田さんは、テレビでのほんわかキャラとは違っているような印象を受けます。三田さんはインスタグラムに「嫁になれてうれしい」とハッシュタグをつけてポストするくらい、お姑さんへの尊敬と愛情を口にしています。一方で、襲名の挨拶周りにお姑さんと2人で出かけた際、ごひいき筋に持参する襲名のチラシと記念品の数についてお姑さんとやりとりをするのですが、素直に「はい」とは言わず、お手伝いさんとおぼしき女性に頼み事をして、お姑さんに「ぐじぐじ言わないでほおっておきなさい」と諭されていました。その後、三田さんの運転であいさつ回りに出掛けますが、「この間、この人(カーナビ)のせいで道を間違った」と言い出して、お姑さんに「ほら、前向いて運転」と注意されていました。

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