韓国の大手乳業会社「南陽乳業」創業者の孫娘であるファン・ハナ(Instagramより。現在は削除済み)
韓国の大手乳業会社「南陽乳業」創業者の孫娘であるファン・ハナ(37)がカンボジアのプノンペン国際空港で逮捕され、韓国に送還されたのち、1月20日に麻薬取締法違反で拘束・起訴された。【前後編の後編。前編から読む】
ハナ被告は2023年7月、韓国ソウルにあるアパートで知人2名に覚醒剤を注射し、使用させた疑いにかけられており、捜査線上に浮上。しかし、逮捕・勾留される前に東南アジアへ逃亡していた。国際刑事警察機構(ICPO)が国際指名手配するも逮捕するに至っていなかったが、昨年10月ごろ、カンボジアのプノンペンで目撃されたとの情報が複数件報告されていた。大手紙国際部記者が解説する。
「同時期、カンボジアの一部地域では韓国人を狙った誘拐や監禁などの凶悪事件が発生、政府がその地域に厳しい渡航禁止令を出していました。ハナ被告が滞在していた場所は、プノンペンに位置する高級マンションであったことから、韓国内では『犯罪組織と関係しているのではないか?』との憶測も飛び交っています」
今年1月4日には、中国人美女インフルエンサーのUmiさん(本名ウー・モウジェン、20)がカンボジアの路上で衰弱した状態で発見され、保護されたことを在カンボジア中国大使館が発表。中国の大手SNS『Weibo』で拡散された写真は、日本でも大きな話題を呼んだ。
「Umiさんは組織的犯罪に加担させられたうえ、”クスリ漬け”にされた可能性がある。似た事例は、多くの韓国人相手にも起きていたようです。ハナ被告がどこでドラッグを入手したか、どのように使用していたのか、という点は非常に注目されています」(同前)
現地報道によると、ハナ被告は自発的に出頭の意思を示し、逮捕されたとしている。その際、「減刑を得るために韓国の有名人について言及した」とも報じられており、事件は思わぬ余波を広げている。
