2月に閉店するダイエー海老名店(撮影:編集部)
2015年にイオンの完全子会社になったダイエー。それから11年がたった2026年2月をもって首都圏からダイエーが消滅する。
株式会社ダイエーはダイエーのほか、グルメシティ、フーディアム、イオンフードスタイルと4つの屋号を持ち、首都圏・近畿圏で194店舗(2025年8月時点)を展開しているが、2026年3月1日からは近畿エリアのみ187店舗体制になる。これに伴い、首都圏では“消滅”カウントダウンがまさに始まったところだ。
1月11日にダイエーイオンフードスタイル八王子大和田店が閉店したのに続き、ダイエーグルメシティ神代店、ダイエーグルメシティ鎌倉店、ダイエー東川口店、ダイエー西浦和店が閉店ドミノのごとく終了。2月にはフーディアム多摩センター店、ダイエー上溝店、ダイエー海老名店が続き、中には40年以上の営業に幕を下ろす店舗もある。
閉店した首都圏のダイエーは、その後どうなるのだろうか。老舗スーパー「やまと」元社長で、スーパーに関する寄稿や著書『こうして店は潰れた~地域土着スーパー「やまと」の教訓~』(商業界)のある小林久氏はこう解説する。
「首都圏のダイエーは、閉店によって完全に姿を消すわけではなく、6割以上は『イオンフードスタイル』へ切り替えられる予定です。一方で、上溝店のように今後の活用方法がまだ決まっていない店舗もあります。跡地の扱いは一律ではなく、立地や地域性に応じて判断されていくのでしょう」
