春風亭昇太一覧/5ページ

【春風亭昇太】に関するニュースを集めたページです。

桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること
桂歌丸の夢は客席の一番前で『笑点』の公開収録を観ること
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。桂歌丸(79)の後任として本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。ちなみに円楽は本誌にこんな意気込みを語っている。「昇太になって視聴率が下がったらマスコミは騒ぐだろうから『そのときはオレが行く準備はしてるから』と日テレには伝えてるけどね。ハッハッハッ!」 さすが“腹黒”! 一方、今後は古典落語の勉強をしたいと表明している歌丸だが、改めて今後の人生について聞いてみると、歌丸節が炸裂した。「あたしが落語以外に何をやるんですか。今さらオペラやったってしょうがないでしょ。ただ、笑点の前に『もう笑点』っていう5分番組がありますよね。あれだけはね、続けてくれって言われているんですよ。ですから、それだけは続けさせてもらいますけどね。だからたまには有象無象に会うことができるわけですよね」 視聴者や大喜利メンバーだけでなく、歌丸自身も名残惜しいようだ。「ま、『笑点』は観るつもりですよ。観て怒るか、褒めるか、どっちかですね、ウェッヘッヘ。メンバーに電話で何か言うと思いますよ。『終身名誉司会』として残っていますんでね」 やはりタダでは終わらない男だ。そして、今後の夢についてこう語る。「今のいちばんの望みはね、いっぺん客席の一番前で、笑点の公開収録を観たい。お客さんに混じって、知ら~ん顔して。もちろんメンバーの皆に黙って(笑い)」 昇太やメンバーからしたら堪ったもんじゃない。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.06.01 07:00
週刊ポスト
『笑点』司会人事 歌丸、円楽、昇太の3人が隠し通せて満足気
『笑点』司会人事 歌丸、円楽、昇太の3人が隠し通せて満足気
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。取材を進めると、「本命・昇太」隠しのカモフラージュとして「本命・円楽」が使われたようにも見える。日テレの他番組も「円楽推し」を強力にサポートしていた。 これに対して笑点関係者は胸を張って反論する。「『新司会・昇太』と報じられないために、番組として何か手を打ったということはありませんよ。週刊ポストさんをはじめとする各メディアが様々な憶測記事を報じてくれたおかげで、うまくカモフラージュできました(笑い)。ポストさん、ありがとうございます」 ちなみにこの関係者は、本誌が後継者探しで取材した際には、「みなさんが予想している方が、新しい司会になるんじゃないかな」と囁いていた。思わず「昇太は予想しないだろ!」と叫びたくなったが、すべて後の祭り。この囁きにまんまと踊らされ、正直ぐうの音も出ない。また一部の誤報記者たちからは“後出しジャンケン”の声まで聞こえてきた。「円楽はメンツにこだわるタイプではないし、責任のない自由なポジションのほうが活躍するでしょう。まあ冷静に考えれば、昇太しかいなかったかな」(ワイドショー芸能デスク) こんな負け惜しみを叫ぶ彼ら同様、本誌も誤報を打ってしまったのは紛れもない事実で、やはり大いに反省しなければならない。 本誌では「第三者」に、この誤報について“精査”してもらった。上智大文学部新聞学科・碓井広義教授(メディア論)が言う。「今回は司会者が誰なのかを言い当てるのは難しかった。私自身も円楽さんかな、と思ってましたし(笑い)。ポストさんを含め、各メディアが円楽さんで決まりだと思うのは当然のことです。むしろ、その一枚上手をいった日テレさんに座布団一枚ですね」 一方で芸能ジャーナリストの二田一比古氏は本誌をこう叱る。「すでに円楽ムード一色だったわけですから、『このまま円楽で決まりのわけがない』という視点を持たないと。やはり裏の裏を読むのが週刊誌の仕事でしょう。それに演芸の専門記者も置いていないのに、急に核心の話が取れるわけない」 キツ~い糾弾はまだ終わらない。当事者である前司会者・桂歌丸師匠(79)もこう高笑いする。「あの人(円楽)の言ったことを信用するからいけないんですよ。あの人の言ったことは全部裏へ裏へと取らなきゃダメですよ、ウェッヘッヘ。そもそも次が昇太だということは、誰も知らなかったですからね。知っていたのは私だけ。『次は昇太さんでどうでしょう』とこっちから日テレに相談して、色々と話し合って、それで『(昇太で)いいでしょう』ということになったんです」 新司会者となる昇太も本誌直撃に舞台裏について教えてくれた。「発表のだいぶ前からメンバーの皆さんには、(私が新司会者だと)連絡は入っていたはずです。だから円楽師匠が『次は俺じゃないか』みたいなことを言っていたのは、わざとやってくれたんだろうと思いますよ」 司会の座を逃す形となった円楽はこう笑う。「ずっと(昇太が司会だと)黙ってるのは辛かったけど、最後は面白くなってね。ふざけて『次の司会です』とか言うとウケるし(笑い)。あっ、世間は案外、オレのこと見てくれてるんだって嬉しかった。だから(ポストは)謝ることないだろう」 微妙に食い違う部分はあるが、3名とも最後まで隠し通した満足感に溢れた受け答えだった。 本誌はこうして日テレや出演者の思惑にまんまとハマり、「大誤報」を流してしまったというのが事の顛末である。読者の皆様、どうもすみません!※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.31 07:00
週刊ポスト
笑点新司会「本命・円楽」はカモフラージュに使われた
笑点新司会「本命・円楽」はカモフラージュに使われた
 視聴率27%を記録するなど、国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。これまで本誌は「後継者は三遊亭円楽(66)に当確」と報じてきたが、結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。この発表の瞬間、本誌担当デスクの表情は、みるみると青ざめ、頭を抱えてへたり込んだ。もちろん関係者への取材を重ねたうえで報じたのだが、誤報は誤報である。「円楽さんが次の司会をやるだろうなんて言ってる人は、人を見る目がない証拠ですよ」 本誌の直撃に対して、こう語ったのは、50年にわたる笑点人生にピリオドを打ったばかりの桂歌丸(79)だ。笑点卒業後、メディアに口を開くのは初めてのことである。 歌丸師匠の“お叱り”を真摯に受け止めて、この「大誤報」について検証する―─。 4月30日、歌丸が笑点勇退を発表すると、各メディアが後継者探しに奔走した。その多くが「円楽本命」と伝え、本誌も“円楽が筆頭候補”と報じた。その根拠となったのが、故・5代目三遊亭円楽が歌丸に託したという遺言だった。当時、本誌の取材に応じてくれた落語関係者が言う。「歌丸師匠は先代の円楽師匠が亡くなる際、『あとは頼む』と託されたそうです。その『あと』には、『楽太郎(現在の円楽)のことも頼む』という意味も含まれていたと歌丸師匠は解釈しているため、『円楽師匠から受け継いだ司会の座布団を円楽に返す』のではという話が落語界に広まっていたんです」 だが結果は違った。笑点特集を組んだスポーツ紙芸能デスクも嘆く。「今回は本当に『やられた!』という感じです。会社の上層部も含め、誰も昇太情報は掴めていなかった。当然、本命は円楽でした。 歌丸師匠にインタビューをした際には、『2人一緒で』と円楽が付いてきた。しかも甲斐甲斐しく歌丸師匠の車椅子を円楽が押して。あたかも自分が後継者であるという印象を取材した記者に植え付けていた。そのインタビューでも『新司会者として望まれるのであれば……』とやる気満々だったそうですから(苦笑)。今思えば手の込んだ芝居だったわけですよ」 外部だけではない。『笑点』の制作・放送を担う日テレ内部も同様である。「私も含め、局内でも『円楽だろう』という声が多かった。広報担当者ですら知らされていなかったみたいです」(日テレ関係者) 念入りなことに、身内すらも欺いていたようだ。この日テレ関係者が続ける。「後で知ったのですが、2月には、すでに昇太の司会昇格が決まっていたそうです。歌丸師匠のアドバイスをもとに日テレ側が主導して決定し、プロデューサーから、それぞれ大喜利メンバーに『笑点があと100年続くために』と説明して、同意を得たと聞いています。そして決して口外しないようにと念押ししたそうです」 ここから番組スタッフと出演者の間で始まったのが「本命・昇太」隠しだった。そのカモフラージュとして使われたのが「本命・円楽」説である。 日テレの他番組も「円楽推し」を強力にサポートした。歌丸卒業を報じた5月2日の『スッキリ!!』では歌丸と円楽がやりとりする映像ばかりが流れ、「あれっ、もう円楽が次の司会に決まったの?」とお茶の間を錯覚させる演出が続いた。 また5月7日には三遊亭好楽(69)が「(司会者は)円楽以外なら誰でもいい」とネタにした。これもマスコミを「本命・円楽」へ誘導する陽動作戦だったようにも思える。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.30 07:00
週刊ポスト
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
「春風亭昇太を笑点司会に推薦した理由」桂歌丸が明かす
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。昇太を新司会者に推薦したのは、他でもない前司会者・桂歌丸(79)だった。その理由を本人が明かす。「まず若さ、明るさ。そして即興力があるわけですよ。あの方は新作落語をやりますよね。古典も“昇太流の古典”でやる。同じネタでも昇太さんがやるとガラッと違ってきちゃうわけです。笑点はこれから何十年も続けてもらいたい。そのために若い昇太さんを推薦しました」 笑点の高座を見慣れていると、歌丸がメンバーを褒めている様子は違和感を覚えずにはいられない。当の昇太本人も司会を打診されたときは面食らったという。「司会の話を頂いたときは、ドッキリじゃないかと思って周りにカメラがないか探してしまいましたよ。発表後、知人や友人からのメールとか電話が殺到して『笑点の司会とは、こんなにすごいことなのか』と後から実感しました」(昇太) 現在、56歳の昇太だが、『笑点』では若手の部類に入る。その若さで司会を務めるとなると、円楽だけでなく林家木久扇(78)、三遊亭小遊三(69)、三遊亭好楽(69)という一癖も二癖もある諸先輩方を相手に大喜利を回さなければならない。「もう考えないようにしてます。考えちゃうとできなくなるような気がして」 そう偽らざる気持ちを漏らす昇太に、お節介ながらも大喜利司会者としての心得を歌丸師匠に聞いてみた。「全員が同格だと思うこと。舞台の上では先輩も後輩もありません。みんな同格なんだから、決して引いちゃいけない。相手が木久ちゃんだろうが、円楽さんだろうが、好楽さんだろうが、どんどんぶつかっていってくれと言いたい」(歌丸)※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.29 07:00
週刊ポスト
笑点大喜利新メンバー 立川志の輔を有力候補に予測
笑点大喜利新メンバー 立川志の輔を有力候補に予測
 国民的関心事となった『笑点』(日本テレビ系)の大喜利新司会者発表。本誌は「三遊亭円楽(66)に当確」、と報じてきたが結果は春風亭昇太(56)というサプライズ人事だった。結果的に「誤報」となってしまった。 そして、本稿〆切時点(5月26日)では、昇太の代わりとなる新メンバーの名前は明らかになっていない。「若い昇太さんが司会になったことで、回答者も若返るのではという声が上がっています。林家三平(45)、古今亭菊之丞(43)、桂宮治(39)、春風亭一之輔(38)といった名前が浮上しています。 ですけど、これだけ『鉄のカーテン』が降ろされていると、ぶっちゃけもう当たらないと思いますよ(苦笑)。恥をかくだけだと思いますけど……」(ワイドショー芸能デスク) 敢えて本誌はリベンジさせていただきます。しかも、大穴狙いの大胆予想で! 5月22日の放送後に行なわれた記者会見で、歌丸師匠が『立川流』と書かれた緑色の手ぬぐいで、ずっと涙を拭いていた。これには初代司会者・立川談志が番組と喧嘩別れして以降、メンバーが出たことのない立川流からの起用を暗示する歌丸師匠からのヒントではないかと本誌は見ている。 そうなると昇太と親交の深さを考え立川志の輔(62)が有力候補となる。この大物落語家がメンバーに加われば、笑点はさらに面白くなるのではないか。 これが、本誌が導き出した最終結論である──。※週刊ポスト2016年6月10日号
2016.05.28 16:00
週刊ポスト
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
『笑点』の座布団利権 地方営業のギャラが桁違いになる
 残すところあと1回となってしまった『笑点』(日本テレビ系)での桂歌丸の雄姿──。「ラストとなる5月22日は通常収録を行なう後楽園ホールではなく、スタジオからの生放送となります。この生放送で歌丸師匠の後任や新体制が発表されると言われています」(スポーツ紙芸能担当記者) 本誌は前号で後継者の筆頭候補は三遊亭円楽(66)だと報じた。本誌報道後、『週刊文春』の取材に対して、円楽は「まとめろと言われたら、まとめますよ」と答え、意欲を見せている。 だが、5月7日のイベントに登場した三遊亭好楽(69)は「(司会者は)円楽以外なら誰でもいい」と発言して報道陣をザワつかせた。もちろん、これはネタだろうが、「円楽既定路線」を快く思っていない出演者や関係者は少なくはない。 大喜利メンバーは「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(林家木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)の3団体のいずれかに所属している。「司会者は『各団体順番に』という暗黙のルールがある。前回は先代円楽から歌丸、つまり円楽一門会から落語芸術協会へと移った。ならば次は落語協会のはず。そのため、不満の声があがり、『いっそのこと外部からの招聘が良いのでは』という意見まで出ています」(日テレ関係者) 実際、ビートたけし、タモリ、爆笑問題・太田光といった名前も報じられているが、やはり本誌報道通り、円楽が有力のようだ。 円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空くため、そのことが新たな火種となっている。空席を巡って熾烈な「座布団争奪戦」が繰り広げられているのだ。「日テレとしては、このタイミングでメンバーの若返りを図りたいのが本音です。それを感じとった現メンバーの危機感は相当なもののようです」(同前) 彼らがこの席に固執する背景には「座布団利権」の存在があると落語関係者は語る。「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるといわれています。『笑点』に出演することで全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからです。大喜利メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円ですが、メンバーになると50万~60万円に跳ね上がる」 2006年からメンバーに抜擢された昇太(56)は、2014年に居酒屋風のバースペースまで設けた「座布団御殿」を新築している。「現メンバーは『司会は円楽でも構わない。その代わりメンバーは現状維持だ』と訴えているようです。『新メンバーを加えず、残りの5人でもいい』という声も出ているみたいですね」(前出・日テレ関係者)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.16 07:00
週刊ポスト
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
桂歌丸引退で『笑点』豪華な新メンバー候補の顔ぶれ
 50周年を迎える国民的長寿番組『笑点』(日本テレビ系)は大きな転換期を迎えた。番組の生き字引である桂歌丸(79)が引退し、新たな時代が幕を開ける。日テレとしてはこのタイミングで大喜利メンバーの若返りを図りたいのが本音だという声も聞こえてくる。 だがその名物コーナー・大喜利の「座布団利権」を巡って笑えない争いが起こっている。大喜利メンバーになれば全国に名前が売れ、地方営業のギャラが桁違いになるからだ。地方営業のギャラは、メンバーではない落語家の場合、真打ちでも10万~20万円だが、メンバーは50万~60万円にもなると落語関係者は語る。  だからこそ、その座を失いたくないと現メンバーは考える。そして、三遊亭好楽(66)と林家木久扇(78)には、「父」としての思いもあるという。「2人は息子である王楽(38)、木久蔵(40)たちに自分の座布団を譲りたいという気持ちが強い。だが、まだ力不足で時期尚早。その日が来るまでは自分たちが席を守るという思いなのです」(落語関係者) 実際、5月7日に行なわれたイベントで、好楽は「歌丸師匠の思いを受け継いで次に渡したい」と意気込むと、王楽も「売れることが恩返し」と意気軒昂だった。 では、新体制はどうなるのか。現時点では、歌丸の後任司会者として三遊亭円楽(66)が有力視されているが、そうなると円楽が昇格することで、これまでの円楽の席が空く。全体のメンバー構成は「各所属団体のバランスが重要」(日テレ関係者)と言う。その団体とは、現メンバーが所属する「落語芸術協会」(歌丸、三遊亭小遊三、春風亭昇太)、「落語協会」(木久扇、林家たい平)、「円楽一門会」(円楽、好楽)だ。「林家こん平(73)の後にたい平(51)、歌丸の後に昇太だったように、円楽が司会になれば、空席には円楽一門会の若手を据えるというのが一番しっくりくる。だが、同一門会には有力な若手がいないのが実情なのです。 挙げるとすれば、三遊亭愛楽(46)です。兄弟番組の『笑点Jr.』に出演していたが、たい平や昇太もこの番組の前身『BS笑点』を経てメンバーに昇格していますから可能性はあります」◆上方から下ネタ王が来襲 さらに浮上したのが、初代司会者・立川談志が設立した立川流からの抜擢だ。談志が番組と喧嘩別れして以降、立川流からのメンバーは出ていない。「日テレとすれば、志の輔(62)や談春(49)といったお茶の間の認知度が高い人にメンバーになってもらいたい。番組50年の節目に『笑点』と立川流が手打ちするというのも話題になりますからね。ただ2人とも内々の打診を断わったという話です。 可能性があるのは、立川生志(52)です。彼は『笑点Jr.』にも出演しており、番組とのパイプも太い」(前出・落語関係者) その他、春風亭小朝(61)、春風亭一之輔(38)といった人気者の名前も聞こえてくる。「これまで小朝は円楽とブラックなイメージが被ると声をかけられませんでしたが、司会者と回答者であれば問題はない。同じく一之輔も“毒舌枠”でノミネートされている」(前出・日テレ関係者) どうでもいい情報だが、本誌編集長は『BS笑点』、『笑点Jr.』メンバーで、贔屓の橘家文左衛門(54)がイチオシだという。 最後にこんなウルトラCも紹介する。一部では上方落語界から笑福亭鶴光(68)が「黒船」として来航するという説だ。「鶴光は上方落語協会と芸協の2つに所属する唯一の噺家で歌丸の盟友でもあるんです。実現すればメンバーで初めての上方となり話題性も抜群です」(同前)※週刊ポスト2016年5月27日号
2016.05.15 16:00
週刊ポスト
『笑点』メンバーSとT「新幹線で女と大騒ぎ」を認め謝罪
『笑点』メンバーSとT「新幹線で女と大騒ぎ」を認め謝罪
〈お二人の振る舞いは、人のこと、周りのことを考えている気配は、カケラもありませんでしたね。いったい、誰に支えられての成功でしょうか〉 この怒りの文言は、民間シンクタンク・独立総合研究所社長の青山繁晴氏(63)が2月21日に自身のブログに書き込んだものだ。その矛先は、今年5月に50周年を迎える日本テレビの看板番組『笑点』に出演する人気落語家2人に向けられていた。「著名人のマナー」と題されたブログ記事で青山氏は、2月20日夜、名古屋駅から東京へ向かう新幹線に乗車した際、マナーの悪い乗客に遭遇したことを明かした。同じく名古屋駅から乗車した男性2人、女性2人の4人組は、青山氏と通路を挟んだ反対側で座席を回転させて4人向かい合わせで座り、大声で宴会を始めたという。〈周りが吃驚(びっくり)するくらいの大声で、何かの宴会ゲームのようなことに興じるわ、騒ぎに騒いでいます〉 翌日、同行していたスタッフと前日の騒がしい乗客について話題になると、青山氏はこう告げられた。〈あれはテレビの『笑点』に出てる有名な落語家さんですよ。SさんとTさんです、男性二人は〉『笑点』を見ない青山氏は2人が落語家と気付かなかったようだ。青山氏は長寿番組の出演者は視聴者に支えられていることを忘れてはならないと指摘した上で、2人の関係者へ向けてブログをこう締めくくった。〈万一、お読みになれば、ご当人たちにお伝えください。もうほんの少し謙虚になっていただけませんか、と〉 改めて青山氏にコメントを求めるも、秘書から「お断わりします」との返事。SとTとは誰なのか。『笑点』に出演する落語家8人の2月20日の予定を調べると、愛知県の常滑市民文化会館で春風亭昇太(56)と林家たい平(51)が「特選花形落語会 春風亭昇太・林家たい平 二人会」を開いていた。しかも、「二人会」は14時開演の約2時間の公演なので、帰路につく時間帯もブログの記述と重なる。2人に話を聞いた。「少し騒がしかったかもしれない。青山さんをはじめ同乗のお客様に対する配慮が足りなかった。今後は舞台人として恥ずかしくないよう努めてまいります」(春風亭昇太)「この度は不快な思いをさせてしまいましたこと、申し訳ございません。自分を律して、姿勢を正して参る所存でございます。今回、青山様、ご不快な思いをされた方々にこのような形でお詫びをさせていただく機会を作っていただいた週刊ポスト様にもお礼申し上げます」(林家たい平) と、2人とも潔く認めたが、今回は「座布団一枚!」とはいかなそうだ。※週刊ポスト2016年3月11日号
2016.02.29 07:00
週刊ポスト
電波少年でブレイク「ケイコ先生」 「一生やる」と浪曲師に
電波少年でブレイク「ケイコ先生」 「一生やる」と浪曲師に
『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)で、家庭教師・ケイコ先生としてブレイクした春野恵子。その後、バラエティーやドラマなどで引っ張りだこの人気者となったが、やがてテレビから離れ、2003年からは浪曲師として再スタートした。浪曲師になるまでと現在の活動を、春野に聞いた。――浪曲師になったいきさつを教えてください。春野:きっかけとしては、『電波少年』が終わって、一番最初に出たラジオ番組で、春風亭昇太師匠と知り合うことができまして、落語を聞きに行ったんです。すごい衝撃を受けました。着物を着た人が座布団の上で、扇子と手ぬぐいだけでお話しているのに、目の前に映像が浮かぶんです。 それまで私は、落語、講談、浪曲などを、全然知らなかったんです。世の中にはテレビには映らないけど、そういう面白いものがいっぱいあるんだなって気づけた瞬間でもあって、そういうものを自分で見つけたいと思うようになりました。 まずは、落語を聞きに行くようになって、立川談志師匠、立川志の輔師匠、立川談春師匠、春風亭昇太師匠、いろんな方々と出会わせていただきました。そして講談目当てで浅草に行った時にやっていた浪曲を聞いた時、これだと思っちゃったんですね。 小さい頃から時代劇とミュージカルが好きだったので、まさに2つを足して2で割ったものだなと思いました。こんなものがあったのかって。自分がやりたいものは、浪曲をやれば全部叶うなと思ったんです。――すぐに浪曲師になると決めたんですか?春野:浪曲を初めて聞いた日に、明け方まで悶々と考えました、鼻血が出るくらい興奮しながら考えて、とにかく、「一生やろう」とだけを決めて。なにがあっても辞めない、どんな下手くそでも、一生やる、と。朝4時に寝ている母を叩き起こして、「私、浪曲師になるから!」って宣言しました。母は、はあ?って感じでしたけど(笑い)。――それから、どんな行動を?春野:浪曲師として第一線で活躍されていた国本武春師匠に、浪曲師になりたいと相談させていただいた時、「関西に春野百合子というすごい師匠がいるよ」って教えていただいたんです。師匠の浪曲の音源もいただいて、聞いてみたら格好いいなって。 ちょうどそのころに談志師匠に、浪曲師になりたいということは言わずに、「浪曲を聞くなら、どなたがおすすめですか?」って聞いたら、「女流ならやっぱり、春野百合子だね」とおっしゃって。“談志も認める春野百合子”というのも、後押しになったのかもしれません。――そして、弟子入りすることに。春野:東京から大阪に行って、国立文楽劇場の楽屋まで押しかけて「弟子にしてください」と。師匠は、東京から浪曲やりたいって来られても、どうせ続かないだろう、って思っていたようで、正式に弟子と認めていただくまでに半年かかりました。  浪曲師が長者番付のトップ3取っていた頃だったら、声がいい人はみんな浪曲師になる、という時代もありましたけど。今は、浪曲ってなに?って時代ですから。食べていけるかわからないのに、と武春師匠にも言われました。 でも私は、やっと一生やっていきたいと思えるものに出会えて嬉しかったので。そう思えるものにはなかなか出会えない、ということもわかっているので、これを絶対手放したくないのはありました。――それから、東京から大阪に通うことに。春野:1か月に1回か2回、夜行バスで大阪に行っていたんですけど、半年くらい師匠にお稽古していただくと、もっと早く上手になりたいという気持ちが強くなってきました。半年の間に家庭教師のアルバイトをしてお金を貯めて、大阪に引っ越したんです。――弟子入りの修業中、収入ゼロ?春野:そうです。なので、最初は貯めたお金で、岸和田にウィークリーマンションを借りました。お金がないので、お買い物をするのは2桁縛り、99円以下と決めていました。 私が借りてたウィークリーマンションって、光熱費ただで使いたい放題でした。でも、寒い1月に移り住んで、温度を30度の強にしても、隙間風が入って寒いんですよ。だから毛布を被りながら、師匠の浪曲を聞いて稽古をしていました。浪曲って譜面が一切ないんです。どこで伸ばして、どこで止めるのか、ひたすら聞いて覚えるしかない。――大阪に来て、頭を丸刈りにしたそうですね。春野:3mmに刈りました。ケイコ先生ということを誰にもばれたくなかったんです。私の人生、ちゃんとゼロからスタートするんだという決意でした。携帯を解約して、交友関係もリセットして、誰とも連絡を取りませんでした。――浪曲だけで食べていけるようになったのは、大阪に行って何年後?春野:初舞台から2、3年後です。お陰様で、今では年間200ステージくらい、舞台に立たせていただいています。――『電波少年』での経験は今、生きていますか?春野:正直、浪曲師になって舞台に立ち始めたばかりの頃は、司会者に、“なんと、あの進ぬ『電波少年』のケイコ先生が浪曲師になって”、と言われるたびに、なんでそんな余計な事言うんだって思っていました。でも、たくさんの人に浪曲を聞いてほしいと思うようになってから、ケイコ先生やっていて本当によかったって。 それがきっかけで浪曲を聞いてくれるようになった人もいっぱいいますしね。今ではすごくありがたいなって思っています。【春野恵子(はるの・けいこ)】7月22日生まれ。東京都出身。『進ぬ!電波少年』(日本テレビ系)の企画「電波少年的東大一直線」でブレイクし、その後、バラエティーやドラマ『救命病棟24時』(フジテレビ系)などで活躍。2003年に女流浪曲師・春野百合子に師事し、春野恵子となる。3月1日、大阪市北区のROYAL HORSEで『春野恵子の洋楽一直線!~浪曲POPS偉人伝 The Live~』が行われる。
2016.02.27 07:00
NEWSポストセブン
下町ロケット最終回視聴率どこまで伸びる? 他局編成に注目
下町ロケット最終回視聴率どこまで伸びる? 他局編成に注目
 主演・阿部寛の熱い演技や恵俊彰、今田耕司、春風亭昇太ら個性派キャストでも話題を呼んでいる『下町ロケット』(TBS系、日曜21時~)が、12月20日にいよいよ最終回を迎える。 この日、TBSは14時から17時まで『「下町ロケット」ガウディ計画編 完全ダイジェスト』を放送。さらに、19時から21時までは『超緊急特別ドラマ企画「下町ロケット」~最終章』を新たな映像も加えた上で、これまでの名シーンを再編集して放送する。21時からの最終回を盛り上げ、新たな視聴者も獲得しようという試みだ。『下町ロケット』は1話で視聴率16.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区。以下同)と好スタートを切ると、5話で20.2%、8話で20.4%と2度の20%超えを記録。ここまで全話平均18.02%と好調で、8話の視聴率は今年の民放連続ドラマで最高となった。この高視聴率の背景には、ドラマ自体の魅力はもちろんのこと、番組編成や他局の動きも影響を与えているという指摘がある。視聴率事情に詳しい芸能記者が指摘する。「5話は『世界野球プレミア12』が延長されたため、オンエア開始は22時35分からとなりました。視聴率が心配されたものの、20.2%を獲得。これは野球中継終了と同時に、間髪を入れず放送したことが大きかった。もし間にCMや5分番組を挟んでいたら、一部の視聴者はテレビを消すか、チャンネル変えていた可能性も否定できません。 8話はテレビ朝日が『M-1グランプリ』を放送し、17.2%を獲得。毎週同時間帯トップで、20%を越すこともある日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』は15.2%、『世界の果てまでイッテQ!』は13.7%と数字が下落しています。これにより日テレは、21時台の『行列のできる法律相談所』も11.3%と伸びなかった。 テレ朝の『M-1』が数字を獲ったことで、“日曜夜は日本テレビ”という流れが断たれたのかもしれません。そのため、いつもは日テレの『行列』を見る人の一定層がTBSの『下町ロケット』を選択したとも考えられます。『M-1』終了後には当然ながらCMや5分番組があったため、チャンネルを変える機会が視聴者にあったことも影響しているでしょう」 となれば、記録更新に期待がかかる最終回の裏番組事情が気になるところだ。フジテレビは『THE MANZAI』を19時から21時54分まで放送する。今年の『THE MANZAI』は例年のようなコンテスト形式ではなく、爆笑問題やタカアンドトシ、中川家などの漫才師がネタを披露する“お祭り”的な様相が強い。「この形式だと安定感はありますが、爆発的な数字は出ないのではないでしょうか。今年、5年ぶりに開催された『M-1グランプリ』は、新星出現のワクワク感があったからこそ、視聴率も高かったと分析できます」(同前) 日本テレビは『FIFAクラブワールドカップ』の決勝戦リバープレート対バルセロナを19時20分から21時29分まで放送(最大延長10時39分まで)。世界一が決まる終盤の時間帯が『下町ロケット』の最終回と重なる。「クラブワールドカップは3年ぶりの日本開催ですが、2012年の決勝視聴率は13.1%でした。ただ、バルセロナが決勝進出した2011年には18.2%を獲得している。今年もバルセロナには、メッシやネイマールといった世界的スターがいます。『下町ロケット』の最大のライバルになりそうです。 とはいえ、日曜夜に圧倒的な強さを誇っている日テレですが、この日は20%超えの可能性もある『鉄腕DASH』『イッテQ!』を休止しなければならない。普段の視聴習慣が崩れるし、13日(日曜)のクラブワールドカップ準々決勝『マゼンベ×サンフレッチェ広島』が9.3%だったように、家族で見られる『鉄腕DASH』『イッテQ!』とサッカーの視聴者層はあまり被らないと思われます。 そのため、20日は19時からTBSにチャンネルを合わせる確率が普段よりも高くなっているとも考えられます。視聴率は前番組が重要な役割を果たしますから、『下町ロケット』にとって追い風といえるのではないでしょうか」(同前) なんといっても20日の『下町ロケット』は、連続ドラマの「最終回」という強みもある。「ドラマは最終回になると、通常よりも数字が跳ね、全話平均視聴率を上回る形になります。視聴率が高ければ高いほど、そうなる傾向も強まる。過去のヒットドラマの例を見ると、『半沢直樹』(TBS系)は20~30%台から最終回42.2%に、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)は通常10~20%台から40.0%にまで伸びています。『下町ロケット』は現在のところ全話平均18.02%であり、今年を代表する話題作ですから、自己最高の20.4%超えも大いに期待できるのではないでしょうか」(同前)
2015.12.19 16:00
NEWSポストセブン
『下町ロケット』 イラッとさせられた登場人物の順位を発表
『下町ロケット』 イラッとさせられた登場人物の順位を発表
 月曜の朝は『下町ロケット』談義がサラリーマンの定番の話題となっている。いよいよ最終回(12月20日放送)を迎えるが、本誌はこれまでの登場人物たちの人気投票を開催。同番組の魅力に取りつかれた男性450人に一票を投じてもらった。  1位は佃航平(阿部寛)226票、2位・財前道生(吉川晃司)58票、3位殿村直弘(立川談春)44票という順だったが、『下町ロケット』が大ヒットした理由は憎々しいまでの“悪役”が続々登場することにもある。そんなヒール役にもスポットライトを当てるべく、本誌は「イラッとさせられたキャラ」総選挙も実施した。その結果は以下の通りだ。【1位】椎名直之(小泉孝太郎)60票【2位】富山敬治(新井浩文)53票【3位】水原重治(木下ほうか)21票【4位】貴船恒広(世良公則)20票【5位】滝川信二(篠井英介)17票【6位】根木節生(東国原英夫)15票【7位】中里淳(高橋光臣)12票【7位】真野賢作(山崎育三郎)12票【8位】柳井哲二(春風亭昇太)12票 唯一、両方でランキング入りしたのが7位(人気投票では4位)の真野賢作(山崎育三郎)だ。「ガウディ編では改心したけど、一度は佃製作所を裏切ったことはやっぱり許せない」(36歳・食品メーカー) 同じく7位の中里淳(高橋光臣)も真野同様、佃製作所に背信行為をはたらいた。ライバルのサヤマ製作所に転職しただけではなく、山崎が製作したバルブの設計図をサヤマ製作所に流出させた。 票を投じたファンの中にも「真野同様、いつか改心してくれると信じている」(28歳・医薬品販売)という声もあるだけに、最終回の活躍次第で順位は変わるかもしれない。 6位の根木節生(東国原英夫)と8位の柳井哲二(春風亭昇太)の白水銀行コンビへの批判は厳しい。「多額の和解金が入った途端の手のひら返しには、本当にイラッとさせられた」(53歳・商社) この後、佃が「あんたらに銀行マンたる資格はないよ!」と言い放つシーンには、多くの視聴者が溜飲を下げたが、2人とも前半のロケット編のみの登場にもかかわらずランクインしたのは、その意外な演技力(?)の賜か。 4、5位はコアハートを世に送り出そうと画策する貴船恒広(世良公則)と滝川信二のコンビだ。アジア医科大心臓外科部長として権力を乱用する貴船と媚びへつらう滝川。「滝川の『何を作るかという以前に、誰が作るかなんだ!』という台詞にイラッとさせられた。ドラマとはいえ、実際にこんな奴が審査をしているとしたらゾッとする」(50代・公務員)「コアハートの治験者が死にかけている現場に『お前ら何をやった』と怒鳴り込んでくる鬼気迫まる貴船の顔は“権力の権化”といった雰囲気だった」(47歳・飲食店) やはり好感度は低い。 2位の富山敬治(新井浩文)と3位の水原重治(木下ほうか)はロケット編から終始一貫して佃たちを苦しめていたため、ランクインは順当な結果か。「2人とも何から何までイラッとする。典型的な意地悪役」(25歳・通信業) そして栄えある(?)第1位に輝いたのは、最終回を前に佃に対して本性を剥き出しにしたライバル・椎名直之だ。「全てを手に入れようとする貪欲さに虫酸が走った。『もし間に合わなかったら、一生技術者として生きていけない様、息の根を止めてやるからね』とかパワハラ以外の何物でもない。こんな社長の下では働けない」(35歳・SE) これまで爽やかな役柄が多かった小泉孝太郎の笑顔も、椎名を演じたことで評価が一変。「なぜいつもアップなのか? 喋り方から笑い方まで全部腹が立つ。ハンサムなのも許せない」(54歳・貿易関係) とはいえ、これだけ憎まれる敵役がいるからこそ、ドラマは盛り上がる。 最終回では椎名との決着、ガウディ計画の結末が描かれる。個性的な登場人物たちの演技が待ち遠しくもあり、これで見納めとなるのは残念でもある。※週刊ポスト2015年12月25日号
2015.12.19 07:00
週刊ポスト
下町ロケット出演のキンコメ今野 「憑依型芸人」の爆発力 
下町ロケット出演のキンコメ今野 「憑依型芸人」の爆発力 
 ガウディ計画編に突入した『下町ロケット』(TBS系)。本作は今田耕司(49)、立川談春(49)、春風亭昇太(55)、恵俊彰(50)ら“芸人俳優”たちの好演が話題を呼んでいるが、物語の舞台、佃製作所の経理部係長役を演じているお笑いコンビ、キングオブコメディの今野浩喜(こんのひろき・36才)もその一人だ。 同作出演の他の芸人に比べても一回り以上若い今野は、数々のドラマや映画に出演してきた売れっ子俳優でもある。最近では、ドラマ『ごめんね青春!』(TBS系)、映画『ヒロイン失格』などに出演。お笑いよりも俳優が本業なのではないかという活躍ぶりを見せているが、なぜ今野は、役者として重宝されるのか。  お笑い評論家のラリー遠田さんによれば、芸人が俳優として活躍するためには二つの条件を満たす必要があるという。「一つ目の条件は、言うまでもなく演技力があるということです。お笑いのコントというのは一種の芝居ですから、コント芸人としてトップクラスの実力を持つ今野さんには、すでに役者としての資質が備わっていたのだと思います。実際に今野さんは、役に合った自然な演技をすることができます。 キングオブコメディの所属する人力舎といえば、古くはシティボーイズやB21スペシャル、現在もオアシズ、おぎやはぎ、アンジャッシュなど人気芸人を抱える芸能事務所です。コントに定評のあるグループが多く、キングオブコメディは事務所の先輩たちの系譜を継ぐ存在だといえます」 キングオブコメディの実力は、「キングオブコント2010」の優勝ですでに実証済みだ。コンビの名は同番組で一気に知れ渡ったが、コンビ歴は意外と長く、結成は2000年にまで遡る。結成後間もない2001年にキングオブコメディのライブを観たラリーさんによれば、当時からネタもキャラも出来上がっており、今野のセンスの良さは「早熟の天才」を思わせたと振り返る。 そして、二つ目の条件は、強い個性があることだという。「今野さんの一番の個性は、何といっても顔面のインパクト。あれだけ際立っているとスクリーン映えするので、映画でもよく起用されています。阿部サダヲさんや温水洋一さんのように、そこにいるだけで空気を変えるような独特な存在感があって、サイコパスでちょっとヤバそうな役をやらせると『本当にヤバイ人なんじゃないの?』と思わせるくらいの不気味さがあります」(ラリー遠田さん) 確かに今野には独特な雰囲気がある。これまで演じてきた役柄も、ちょっとクセのある人物が多かった。ただ、『下町ロケット』で演じたのは真面目な会社員役。これまでと違った役でもハまるのはなぜか。「今回は『こういうのもいけるんじゃないか』と期待されてのオファーだったと思います。その期待に応えられたのは、今野さんが“憑依型芸人”だからだと思います。役者にも通ずる話だと思いますが、芸人は素で勝負するタイプと、そのキャラになりきるタイプとに分けられます。今野さんは後者のタイプで、ライブでしゃべる時などは結構まともでクールなんですが、その役にどっぷりと入り込むのでものすごい爆発力を生み出します。ハまり役で一点突破することができるので、役者の仕事はどんどん増えると思います。ゆくゆくは主演に抜擢されてもおかしくないと思います」(ラリー遠田さん) その時はどんな役になるのか。今後の活躍が楽しみだ。
2015.11.25 07:00
NEWSポストセブン
下町ロケット出演の立川談春 敵にも味方にも見える存在感
下町ロケット出演の立川談春 敵にも味方にも見える存在感
 第3話の視聴率が18.6 %と、今期ドラマの最高を記録した『下町ロケット』(TBS系)。脇役ながら抜群の存在感を発揮しているのが、立川談春だ。落語家でありながら、本職の俳優たちを食ってしまうほど。ほかにも落語家たちの活躍が目立つ今期ドラマ。“落語家俳優”についてコラムニストのペリー荻野さんが綴る。 * * * 最近、ドラマで落語家が活躍している。その筆頭は、『下町ロケット』の立川談春だ。下町の小さな製造業「佃製作所」に白水銀行から出向して経理を担当している殿村(談春)は、夢を追いかける技術者社長の佃航平(阿部寛)の言動を常に冷ややかにチェック。熱血営業社員らとも対立しがちだったが、大手企業から不正な特許侵害裁判を起こされて会社が倒産のピンチになると俄然存在感を発揮する。 そして劇的な勝利ともいえる裁判の結果、56億円もの和解金が入ることになり、大喜びをする佃社員の前でただひとり「確かに当面の資金難は免れました。しかし…」と会社がまだ安泰でないことを冷静に分析。「とてもあぐらをかいていられるような状況ではない」ときっちり話すのである。 このシーンを見ていて、「さすが」とうなった人も多いはず。なにしろ、この場面だけでざっと50秒のひとりしゃべり。セリフの量は大変なものだと思うが、よどみなくすらすら~っと届いてくる。さすが話芸の人である。 さらに見せ場は続く。和解金の話を聞きつけ、さっそく佃にやってきた白水銀行の支店長根木(東国原英夫)と融資課課長柳井(春風亭昇太)との対面だ。談春VS昇太の落語家対決。柳井は佃の開発した製品について「利益を生まない開発品などガラクタも同じだ」と言い捨てた人物である。殿村は、危機の際に佃を容赦なく切り捨てようとした二人にきっぱりと決別を宣言する。いやー、阿部ちゃんの「あんたらみたいな腐った銀行マンがこの国の未来まで腐らせるんだ!」という啖呵もよかったけど、殿村の「お断りします!」の一言も気持ちよかったですね。 ご記憶の方も多いと思うが、談春は昨年、同じ日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』では敵方だった。敵にも味方にも見える得体の知れなさはとても貴重だと思う。 得体の知れなさといえば、朝ドラ『あさが来た』に奈良の豪商・玉利友信役で登場した笑福亭鶴瓶。嫁ぎ先の両替商加野屋のために借金をしにきたヒロインあさ(波瑠)が、これから新しい商売をして金を返すつもりだという話を聞いて、あさとじーっとにらめっこ。その結果、「目泳がへんな」と彼女の度胸を評価し、「あんた、もうじき日本一の女商人になるで」と無利息で金を用立てるのだった。商人のしたたかさと豪快さ。善人悪人の区別とは一味違うこの得体の知れなさもよかった。 思えば、ドラマ出演が多い鶴瓶はかつて『必殺仕事人V激闘篇』では悪を抹殺する仕事人でもあった。必殺シリーズには、故・古今亭志ん朝も噺家役塩八役でレギュラー出演していて、なんと悪人を得意の話芸で催眠術にかけて惑わし、抹殺するというマネのできない必殺技を見せていた。塩八は瀕死で高座に上がり死んでいく。個人的には、この志ん朝がベスト・オブ・落語家俳優である。  年末には、談春原作の『赤めだか』がドラマ化され、ビートたけしが立川談志、二宮和也が談春を演じるほか、濱田岳が立川志らく、柄本時生が立川談かん、宮川大輔が立川関西新井浩文が立川段ボールなど、俳優陣が落語家を演じる。得体のしれない演技派が大集合。どんな落語家ぶりを見せるのか!? 気になる。
2015.11.04 07:00
NEWSポストセブン
ドラマ版『下町ロケット』 春風亭昇太は「史上最悪の名脇役」
ドラマ版『下町ロケット』 春風亭昇太は「史上最悪の名脇役」
「阿部さんが大福を食べるシーンがあるんですが、リハーサルでは食べないだろうと思ってラップにくるんでおいたんです。でも阿部さんはそれを外してガブリ。ハードな撮影日程でも、リハも本番さながらに本気の演技を見せる阿部さんの妥協のない姿に引っ張られて、他の共演者もスタッフも燃えてますよ」(TBS関係者) 大ヒットした池井戸潤・原作の『半沢直樹』(TBS系)や『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)に続き、今秋最注目のドラマ『下町ロケット』(TBS系・21時~)が10月18日にスタートした。「『半沢』の制作チームと同じですから、テンポのよさと映像や音楽のクオリティーは折り紙付き。『半沢』と同じロケ場所を使ったり、背景に映っているテレビに『半沢』と同じ映像を流すなどの遊び心も満載で、スタッフからは“懐かしい!”という声も上がっていました」(撮影スタッフ) 主役の阿部寛(51才)が演じるのは、父親の後を継いで町工場の社長になった宇宙科学開発機構の元研究員・佃航平。佃が社員らとともに、自分の夢であるロケットエンジンの開発に打ち込んでいく中で、メーンバンクから融資を断られたり、ライバル企業から身に覚えのない特許侵害で訴えられたりと、さまざまな難題に立ち向かう姿が描かれている。 撮影現場を引っ張るのはもちろん主演の阿部。前出・TBS関係者が言う。「阿部さんの気遣いにはいつも驚かされます。現場に着くと、スタッフ向けにいつも何かしら甘い差し入れが届いているんです。東京・入谷にある人気和菓子店『竹隆庵 岡埜』の大福だったり、『ゴディバ』のチョコレートだったり、団子やフルーツなど、どれも気の利いたものばかり。 そんな阿部さんに女子スタッフはすでに虜。先日、阿部さんが夕食の弁当を選ぶのに、『チキンのトマト煮』か『スイートチリえびマヨ』かで、眉間にしわを寄せて、大いに悩んでいたんですが、そんな一コマでも“カッコよすぎて絵になる”と評判になっていました(笑い)」 ドラマの見所について、阿部は雑誌のインタビューでこう語っている。《“悪”の存在が悪いほどドラマは面白くなる。(中略)池井戸さんの作品はそのキレがいいのでそこを大事に作っていきたい》『半沢』では、主人公に立ちはだかったオネエ口調の片岡愛之助(43才)や超イヤミな上司役の緋田康人(51才)の役柄が鮮烈だったように、池井戸ドラマでは数々の“名悪役”が輩出されてきた。「今回の現場でスタッフが息をのんだのが、落語家の春風亭昇太さん(55才)の悪役っぷりです。主人公に向かって『御社の技術開発力を評価している者は、当行にひとりもいません』と言い放ち、融資を打ち切ろうとするメーンバンクの融資担当の役柄ですが、そのせりふの言い回しのいやらしさは撮影で見ていても本当にイラッとしました(笑い)。薄ら笑いを浮かべた表情と独特のネチネチとした口調は、まさにハマり役で、池井戸作品“史上最悪”の名脇役といわれるかもしれません」(前出・TBS関係者) 主人公との迫真の対決は必見!※女性セブン2015年10月22・29日号
2015.10.19 07:00
女性セブン
『笑点』メンバーに選ばれた落語家は地方営業でギャラ高騰の利権
『笑点』メンバーに選ばれた落語家は地方営業でギャラ高騰の利権
 1966年にスタートし、来年50周年を迎える『笑点』(日本テレビ系)。その大喜利をまとめる司会者の座を巡り、笑えない“跡目争い”が起きている。その理由は2006年から5代目司会者として番組の“顔”を務めてきた桂歌丸(78)の体調問題だ。 複数の落語関係者は“座布団利権”の存在を指摘する。ベテラン放送作家がいう。「大喜利メンバーになれば、年収が数千万円になるのは落語界では知られた話。番組出演のギャラは大した額じゃないけど、『笑点』に出れば全国区の有名人になり、地方営業に引っ張りだこ。 メンバーではない落語家が地方営業に呼ばれると、真打ちでもせいぜいギャラは10万~20万円だが、メンバーなら1本50万円以上に跳ね上がる」 2006年からメンバーに抜擢された春風亭昇太は、昨年、自宅を新築した。2階に居酒屋風のスペースを設けた邸宅で、周囲からは“座布団御殿”と呼ばれているという。メンバー入りは、落語家個人だけでなく、所属する団体にとっても大きな利権となる。 現在の『笑点』は、歌丸、三遊亭小遊三、昇太が所属する「落語芸術協会」、林家木久扇、林家たい平が籍を置く「落語協会」、6代目・三遊亭円楽、三遊亭好楽の「円楽一門会」の3団体で構成されている。 東京の落語界は、これに立川談志が創始者の「立川流」を加えた4団体で成り立つが、『笑点』の初代司会者でもある談志が番組の方向性をめぐって制作サイドと喧嘩別れして以降、立川流からはメンバーが選出されていない。 歌丸は芸術協会の会長、小遊三が同副会長、木久扇は落語協会相談役、好楽は円楽一門会の会長(円楽は幹事長)を務めるなど、“派閥”のトップクラスが顔を揃える『笑点』において、司会者はメンバー選出の人事権を握るなど絶大な権力を持つとされる。「次の司会者」は従来の3派閥から──と有力視される所以だ。※週刊ポスト2015年8月21・28日号
2015.08.12 07:00
週刊ポスト

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