芸能

追悼2018 テレビで親しまれた女性たちを見送る

星由里子さんは5月16日に京都の病院で死去(写真/早田雄二)

 テレビの画面を通じて日本中の人々に親しまれた人が、今年も数多く旅立った。彼女たちの在りし日の活躍を振り返る。

●生田悦子(女優、享年71)

 雑誌『平凡』の準ミスに選ばれたことを機に芸能界入りし、1966年に松竹に入社。同年映画『命果てる日まで』で女優デビューを果たす。その後もドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)などで活躍する一方、バラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)で良いOL役を演じて人気を集めた。

 2005年には実業家と57歳で結婚。今年4月に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)出演が最後の仕事となった。7月15日に虚血性心不全で他界。

●星由里子(女優、享年74)

 1958年に東宝が募集した「ミス・シンデレラ娘」に選ばれたことをきっかけに芸能界入り。翌年に映画『すずかけの散歩道』で女優デビューを果たした。

 1961年からスタートした『若大将』シリーズでヒロイン役を演じ、人気を不動のものに。『モスラ対ゴジラ』(1964年)などの怪獣映画や任侠映画にも出演。近年は連続テレビ小説『あぐり』(NHK)や『科捜研の女』(テレビ朝日系)など、テレビドラマでも幅広く活躍した。5月16日に京都市内の病院で死去。

●浜尾朱美(ニュースキャスター、享年57)

 早稲田大学卒業後、1983年にドラマ『おゆう』(TBS系)で女優デビュー。1985年、『おはようTODAY』(テレビ朝日系)出演をきっかけにキャスターに転身。1989年、報道番組『筑紫哲也 ニュース23』(TBS系)に抜擢、1997年9月までキャスターを務めた。

 競馬や相撲のファンとして知られ、エッセイやコラムの執筆も手掛けるなど幅広く活躍した。10年以上前から乳がんを患い闘病生活を続けていたが、9月14日に都内の病院で死去。

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト)
《日中外交で露呈》安倍元首相にあって高市首相になかったもの…親中派不在で盛り上がる自民党内「支持率はもっと上がる」
NEWSポストセブン
阿部なつき(C)Go Nagai/Dynamic Planning‐DMM
“令和の峰不二子”こと9頭身グラドル・阿部なつき「リアル・キューティーハニー」に挑戦の心境語る 「明るくて素直でポジティブなところと、お尻が小さめなところが似てるかも」
週刊ポスト
高市早苗首相の「台湾有事」発言以降、日中関係の悪化が止まらない(時事通信フォト)
「現地の中国人たちは冷めて見ている人がほとんど」日中関係に緊張高まるも…日本人駐在員が明かしたリアルな反応
NEWSポストセブン
大谷翔平が次のWBC出場へ 真美子さんの帰国は実現するのか(左・時事通信フォト)
《大谷翔平選手交えたLINEグループでやりとりも》真美子さん、産後対面できていないラガーマン兄は九州に…日本帰国のタイミングは
NEWSポストセブン
11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(現場写真/読者提供)
【“分厚い黒ジャケット男” の映像入手】「AED持ってきて!」2人死亡・足立暴走男が犯行直前に見せた“奇妙な”行動
NEWSポストセブン
10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン