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52歳パート妻 「不倫に踏み切るのは女にとって相当の決断」

 夫とのセックスに満足できていない人妻たちの多くはその欲求不満を「道ならぬ恋」に向けている。史上最大の「人妻アンケート」(性体験のある18歳~69歳までの女性3000人対象)によると、「不倫経験がある」と答えたのは実に29.6%! 3人に1人近くの人妻が不倫経験者だ。

 不倫の現場は「オフィス」だった。不倫経験者の約半数(47.1%)が「職場の上司や同僚など仕事関係」の男性と隠れて交際していた。オフィスラブの多さは、女性の社会進出や不景気で共働きが増えたことの必然かもしれない。
 
「不倫相手は10歳上のパート先の上司。2人とも家庭があるので、土日は連絡とらないと決めているんです。夫には“残業が多くて……”とウソをついて平日の夜に会っている」(35歳・パート)
 
「派遣社員として短いスパンでいろいろな企業を転々としているんですが、そこでいろんな男性から誘われてしまって……。実はいま、2人の“元上司”と並行してつきあってます」(30歳・派遣社員)と、赤裸々な告白が続々。

 次点はインターネットやケータイを介した出会い。こちらは専業主婦の“利用率”が高いようだ。「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った自分より一回り若い20代の男性と月イチで会っています。夫は単身赴任なので、バレる心配はないですね」(40歳・専業主婦)

 不倫相手との交際期間は3年以上と長期にわたることが多いのが特徴だ。「不倫に踏み切るのは、女性にとって相当の決断。相手が信頼できないととてもじゃないけど体を許せない。第2の結婚みたいなもの」(52歳・パート)

 また、何とも気になるのが、“職場関係”・“インターネット”以外。「友人」(11.1%)・「趣味の会・サークル」(8.5%)・「飲食店や飲み屋、ホストクラブなどで」(6.3%)・「夫の友人・関係者」(1.2%)・「近隣住民」(0.5%)で合計4分の1を超える。「同窓会」(2.3%)を除けば、妻の不倫相手の4人に1人が夫も会ったことのある人物かもしれないのだ。ひょっとしたら、あなたの近くにも……。

※週刊ポスト2010年12月17日号

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