芸能

著書で露木茂アナに怒りぶちまけた松山ケンイチに疑問の声

 2月に出版された松山ケンイチ(28才)の初のエッセー本『敗者』(新潮社刊)は赤裸々な内容が話題になっている。その中で、今<十二月二十八日>のエピソードが波紋を広げている。

「どうして今さらそんなことをわざわざ書いたのか理解できないですよ。不満があったのなら直接言えばよかったのに…」(芸能関係者)

 それは2011年12月に行われた『第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞』授賞式の日のこと。松ケンは、映画『ノルウェイの森』『GANTZ』シリーズなどで主演男優賞を獲得した。

 しかし彼は、この日の光栄な思いもすぐに崩れ去ったという。それは授賞式の司会者の質問が<受賞に関する事ではなく、プライベートな質問だった>からだと綴っているのだ。

 本の中で司会者の名前は伏せられているが、それが元フジテレビアナウンサーの露木茂(72才)であることは明白。

「授賞式で露木さんが松山さんにした質問は、当時、小雪さんが臨月ということをふまえて、“パパになることで意識は変わりましたか?”というものでした。松山さんは“結婚も親になることもすごく大きなことだった”とコメントしているんですが、何がNGだったのかさっぱりわからないですね」(前出・芸能関係者)

 松ケンは、本の中で<絶対に記事にはなるが本人自身は絶対に答えたくないような質問><渥美清さんから続く錚々たる俳優の名が連なるこの賞の重みは、司会者の低俗な質問のおかげで失われたような気がした>などと怒りをぶちまけた。

 これらの松ケンの批判に対して露木はどう思っているのか? 話を聞きに行くと、露木は本に自分のことが書かれていることさえ知らず、呆然。「その後も松山さんにお会いしましたけど、別にどうってこともなかったんですけどね…」と露木は冷静に大人な対応でこう反論した。

「何の司会でもそうだけどね、その時点での、リアルタイムで起きていることは、プライベートでもね、そういうことを含めて反映させながら質問をすることは当然ですよね。そういうことに触れないで司会をするんだったら、ぼくじゃなくてもいいでしょ?(笑い)ぼくはぼく流で仕事をする。今という時点での司会を大事にするだけですから」

※女性セブン2013年3月28日号

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