芸能

実業家のヒロミ 腹筋関連商品宣伝し「TV呼ばれれば出る」

往年の剛腕トーク全開でプロデュース商品をアピールするヒロミ

「最近ヒロミってテレビ出てないよね」50代の記者がそう21歳の娘に問うと、「ヒロミって誰?」とつれない返事。えええっ。ビートたけし、所ジョージの次に位置するくらいのタレントだよ。うーむ。ジェネレーション・ギャップなのか。そしてヒロミは今、どうしているのだろうか。

 実際に会いに行ってみたら、目の前に立っているヒロミは48歳の代表取締役。れっきとしたビジネスマンだった。自らがオーナーであるスポーツジム「ボディコンシャス51,5」で、引き締まった体を見せてくれる。8年前にトライアスロン始めてから、毎年5~6回は「水泳+自転車+走り」のトライアスロンに参加し続けているというから、ハンパな体ではない。シャツを片手でさっとまくると、そこには引き締まった腹筋が。

――なんかお腹に巻いてあるんですが。それは何ですか?

「あーこれ、『Vアップシェイパー』ですよ。僕がイチ押しの腹筋に効くウェアです。着るとスッキリして痩せて見えるし、着けてると腹筋が鍛えられるんです。15人以上のモニターが全員、2週間でお腹痩せに成功して、特に女性に人気なんですよ」(ヒロミさん・「 」内以下同)

――はあ。なるほど……っていうかそれ、宣伝じゃないですか?

「うちのジムに来る人も、体を引き締めたいっていう人が多く、腹筋を意識したトレーニングなども勧めているんです。ただ、なんにもなくて『はいっ、腹筋を感じてくださいー』って言っても、トレーニングをやり慣れていない人にとっては、どこをどうしたらいいかわからない」
うーむ。そう言われると説得力があって、なんだかちょっと、興味が出てきてしまう。そしてヒロミさんは、さらにこう続ける。

「この『Vアップシェイパー』をつければ、自然に腹筋の存在がわかるんですよ。装着して腹筋を鍛える簡単な体操をやれば、きっちりと腹筋に意識の入った、無駄のないトレーニングをすることができます」と、きっぱり。

 詳しく聞いてみると、この『Vアップシェイパー』をプロデュース・共同開発したとのことで、解説するその顔は実業家の説得力に溢れている。

――でもヒロミさん。これ、つけるだけでも効果があったりしないんですか?

「そーんなの、ダメだってば。『つけるだけで痩せます』とかはウソウソ。そんなのインチキですよ」

――しかしプロデューサー自らが、そんなこと言って大丈夫なんですか?

「大丈夫ですよ。まあでもこの『Vアップシェイパー』をつけると、強力にサポートして引き締めてくれるので、がんばった後の自分の姿を確認できますね。これで実は、モチベーションがしっかり上がります」

――話は変わりますが、トライアスロンに挑戦しているのは、どうして?

「楽しちゃいけないなあと思って。もう48歳で、50歳から先の人生どうやって行ったらいいのか、そんなことも思いながらのチャレンジですね」と、マジな表情で語ってくれる。こういうストイックなところも、彼の魅力だ。

――ヒロミさん。もっとテレビに、出ないんですか?

「いやー“出ないんですか?”って言われても。(笑い)呼ばれれば出ますよ。そのへんは何か決めてるってことはないです。今はでもジムの経営と、トライアスロン挑戦にハマってますね」

――やっぱ、実業家がいいですか?

「タレントより実業家の方がいいとか、そんなことはないですよ。タレントは元手が要らないし、カラダひとつでできるんですから。まぁでも今、一番楽しいのはトライアスロンかな。トライアスロンは厳しいけど、チャレンジのしがいがありますしね」

――タレント→実業家→アスリートの「人生トライアスロン」ということですね。では最後に、ひと言お願いします。

「『Vアップシェイパー』で腹筋締めて、これからもチャレンジします」

 ……って、最後もやっぱり、しっかり宣伝しちゃうあたり、デキる実業家というだけでなく、剛腕トークが得意なタレントぶりは健在のようだ。

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