芸能

自由かつ大金稼ぐフリー女子アナ やっかみの対象になりがち

 2010年に日本テレビを退社した脊山麻里子アナ(33)が水着グラビアを披露したことで、局内は何かと彼女の噂でもちきりだという。日テレの女子アナたちが「退社組」に厳しいのには理由がある。

 2010年、日テレでは「実質賃金3割カット」ともいわれる給与体系の変更が行なわれた。以降、西尾由佳理アナ(36)、夏目三久アナ(29)、宮崎宣子アナ(34)ら、有名アナが続々と退社し、フリーとなった。女子アナではないが、アイドル的人気を誇った丸岡いずみ(42)も2012年に退社している。

 それぞれ活躍しているが、特に西尾アナや夏目アナはCMやバラエティに引っ張りだこ。「収入も2倍増、3倍増じゃきかない」(広告代理店関係者)といわれているのだから、会社に残った女子アナたちが面白くないのも無理はない。

「ウチの局は、木村優子アナウンス部長(53)をはじめ、お局連中の締め付けが厳しいことで有名ですからね。アイドル扱いされる若手アナへの風当たりが強いので、なかなかエースが育たない。

 水卜麻美アナ(26)や鈴江奈々アナ(33)など、コミュニケーション能力の高い女子アナしか生き残っていないのが現状。それでもフリーではやっていけない女子アナは、局に残るしかない。自由な立場でのびのびやって、しかも稼いでるフリーは、やっかみの対象になりやすいんです」(日テレ社員)

 とはいえ、大量退社によって人材難となった日テレは、フリーアナたちの活躍なしには成り立たない。『Oha!4』の屋台骨を支えているのはフリーの中田有紀アナ(40)だし、夜の『NEWS ZERO』の顔も、山岸舞彩アナ(26)だ。

「ただしプロデューサーのセクハラ更迭事件以降、山岸アナへの風当たりは強い。もともと、局アナからは“視聴率が変わらないなら、あの子を使う必要ないじゃない”と不満は大きいですからね。山岸アナも自分の立場は気にしているようで、仕事始めとなる1月6日は、デスクやプロデューサーなどには何度も頭を下げて挨拶回りをしていた」(『ZERO』のスタッフ)

 日テレ内に流れる冷ややかな空気を象徴するエピソードだ。

※週刊ポスト2014年1月24日号

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン