2月12日(水)には非モテの明るい未来を創造することを目指す団体、革命的非モテ同盟がバレンタインデー粉砕デモを決行します。彼らは一貫して、自由恋愛競争主義の敗北者が、自己責任主義によって己ばかりを責めるのは大いなる間違いであることを主張してきました。
「諸君!諸君の中にはバレンタインデーに一つもチョコレートがもらえないと嘆いている者もいるかもしれない。しかしよく考えて欲しい。嘆くべくはチョコレートを貰えぬ己自身ではなく、バレンタインデーにチョコレートを贈ることを取り決めた資本家たちではないだろうか!」と彼らは叫びます。ネタのようにしか聞こえないかもしれませんが、とはいえ主張は一聴に値します。
そういえば、私が小学校の頃は「学校でのバレンタインデーチョコレートの受け渡し、禁止」という学校からのお達しがあったものでした。
そのうち、「職場でのバレンタインデーチョコレート禁止」を発表する企業や、まるで年賀状のやり取りをやめる人のように「今年からバレンタインデーチョコのやり取りを控えさせて頂きます」と宣言する女性が現れてもおかしくはないと思いますし、それはそれでありです。まあ、本人がチョコレートのやりとりを楽しんでいるのならいいですけどね。
というわけで、バレンタインデーで不愉快な思いをする社会はごめんだと思った次第です。皆さんはどう思いますか?