三姉妹のかかりつけ歯科医・龍院長と初対談


龍:長くてバランスの良いきれいな脚になるには、秘訣がありますか?

道端:正座しろと言ったことはないですね。脚の長さや形に影響するというからすごく気を使っていました。ヒールは身長が伸びにくくなるし成長に良くないですから靴はヒールの低いものを選びましたし、普段からもスニーカーを履いていましたよ。

龍:姿勢もきれいですよね。

道端:それはモデルになってから気をつけるようになったんだと思います。小さい頃から、姿勢をきちっとしなさいというのは言いましたけど。おっぱいが上がるから、上を向いて歩きなさいって。背が高いと遠慮して背中が丸くなっちゃう。だから、いつも胸を張っていなさいって。

龍:娘さんたちに対して心配していることなどはありますか?

道端:充分楽しませていただいています(笑い)。それにこの先、良くなるも悪くなるも自分で解決しなきゃいけないもの。カレンは40、50才になってもモデルをやると言っているから、息子ふたりをうまく育てていければいいなと思ってます。ジェシカはいずれ結婚するんでしょうけど、彼がね、彼女が仕事しているの嫌いじゃないみたいで…。結婚しても、子育てに支障がない範囲で仕事すればいいじゃないっていう考えなんですよね。

龍:最後に、美人姉妹を育てるのにいちばん大きなポイントはどういうところですか?

道端:褒めること。私がひとつだけ、あの子たちにいつも言っていたことは、「あなたがいちばんきれいなんだから自信もちなさい」ってこと。昨年の『ミスユニバース』で決勝に残ったのはラテン系の女性が多かったでしょう? ラテン系の女性の何がすごいって、みんな私がいちばんって顔をしてるのよね。私がいたアルゼンチンでも、自分の娘がどんなに器量が悪くても「娘はダイヤモンドなの!」って扱いなの。だから当然女の子も自分に自信がある。「私を見て!」って感じでね。だから女の子は、小さい時から「きれいよ」って言って褒めてあげるべきですね。

<プロフィール>
道端富子:福井県出身。人気モデルとして活躍中の道端三姉妹、道端カレン、ジェシカ、アンジェリカの母。娘たちには物ごころがつく頃から「3人ともモデルになりなさい」と言って育てる。

龍信之助:医療法人社団RMDCCトルナーレデンタルクリニック歯科・矯正歯科の理事長・院長。法学士・歯学士。マウスピースによる矯正、インビザラインを中心に、各メディアからの取材履歴多数。歯科技術に定評があり、ミス・ユニバースファイナリストや芸能人、海外のアーティストも多数通う。監修を務めた『若返りあごトレ~顔の下半分に年齢が出る!~』(小学館・900円)が2月21日に発売予定。

撮影■津野貴生

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