芸能

畑中葉子 「後から前から」Tシャツ自主制作しこれが売れた

「後から前から」Tシャツを着た畑中葉子

「後から前から、どうぞ~」──1978年『カナダからの手紙』でデビューしたあなたは、愛らしい口元が印象的な清純派アイドルでした。そして突然の結婚、離婚を経て2年後、刺激的な歌詞から始まる『後から前から』を歌い、にっかつロマンポルノに出演したあなたに度肝を抜かれたものでした。

 それから34年後。歌手・畑中葉子がまたもや話題を呼んでいる。今度は『後から~』Tシャツである。自主制作で販売したところ、これが思わぬ売れ行きを見せている。またもや度肝を抜かれる話ではないか。

「1991年に活動休止し、2010年から再開していたのですが、ネットなどで『後から前から』は名曲だというコメントの多さに気づいたんです。最近ではバラエティ番組でも使われて。これだけ愛されているんだから、活動再開を知ってもらえるきっかけになる。そう思ってこのTシャツをデザインから作ったんです」

 この、人前で着るのに勇気がいりそうなTシャツが飛ぶように売れ、限定200枚が売り切れそうな勢いだという。

「正直、ここまで反響があると思いませんでした。実は当時、『後から~』を出す直前、週刊ポストさんのグラビアの撮影をしたんです。それが大反響を呼んで、あの曲の空前のヒットにつながりました。そして今回、Tシャツのタイミングでまたポストさんからオファーが来たの。これが、私と曲の再ブレイクにつながる予感がしてるんです(笑い)」

 ちなみに、Tシャツの前に描かれているのは「後から」で背中は「前から」……違和感がなくもないが、そんなことはどうでもいっか。

◆畑中葉子(はたなか・ようこ):1959年4月21日、東京・八丈島生まれ。1978年、平尾昌晃とのデュエットでデビュー曲の『カナダからの手紙』が大ヒットし、同年のNHK紅白歌合戦に出場。結婚、離婚の後、女優としてにっかつロマンポルノに出演し話題に。『後から前から』という同名の作品にも出演した。1991年に再婚し、2児に恵まれる。Tシャツは黒と青で、S、M、L、XL。各3000円(送料500円)。購入は「畑中葉子公式ブログ」(http://yaplog.jp/yoko-hatanaka/)。

撮影■江森康之

※週刊ポスト2014年5月2日号

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
《浜松・ガールズバー店員2人刺殺》「『お父さん、すみません』と泣いて土下座して…」被害者・竹内朋香さんの夫が振り返る“両手ナイフ男”の凶行からの壮絶な半年間
NEWSポストセブン
リモートワークや打合せに使われることもあるカラオケボックス(写真提供/イメージマート)
《警視庁記者クラブの記者がカラオケボックスで乱痴気騒ぎ》個室内で「行為」に及ぶ人たちの実態 従業員の嘆き「珍しくない話」「注意に行くことになってるけど、仕事とはいえ嫌。逆ギレされることもある」 
NEWSポストセブン
「最長片道切符の旅」を達成した伊藤桃さん
「西国分寺から立川…2駅の移動に7時間半」11000kmを“一筆書き”した鉄旅タレント・伊藤桃が語る「過酷すぎるルート」と「撮り鉄」への本音
NEWSポストセブン
ドジャース・山本由伸投手(TikTokより)
《好みのタイプは年上モデル》ドジャース・山本由伸の多忙なオフに…Nikiとの関係は終了も現在も続く“友人関係”
NEWSポストセブン
齋藤元彦・兵庫県知事と、名誉毀損罪で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告(時事通信フォト)
NHK党・立花孝志被告「相次ぐ刑事告訴」でもまだまだ“信奉者”がいるのはなぜ…? 「この世の闇を照らしてくれる」との声も
NEWSポストセブン
ライブ配信アプリ「ふわっち」のライバー・“最上あい”こと佐藤愛里さん(Xより)、高野健一容疑者の卒アル写真
《高田馬場・女性ライバー刺殺》「僕も殺されるんじゃないかと…」最上あいさんの元婚約者が死を乗り越え“山手線1周配信”…推し活で横行する「闇投げ銭」に警鐘
NEWSポストセブン
伊勢ヶ濱親方と白鵬氏
旧宮城野部屋力士の一斉改名で角界に波紋 白鵬氏の「鵬」が弟子たちの四股名から消え、「部屋再興がなくなった」「再興できても炎鵬がゼロからのスタートか」の声
NEWSポストセブン
環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(22)
《不敵な笑みでテロ組織のデモに参加》“環境少女グレタ・トゥンベリさん”の過激化が止まらずイギリスで逮捕「イスラエルに拿捕され、ギリシャに強制送還されたことも」
NEWSポストセブン
親子4人死亡の3日後、”5人目の遺体”が別のマンションで発見された
《中堅ゼネコン勤務の“27歳交際相手”は牛刀で刺殺》「赤い軽自動車で出かけていた」親子4人死亡事件の母親がみせていた“不可解な行動” 「長男と口元がそっくりの美人なお母さん」
NEWSポストセブン
荒川静香さん以来、約20年ぶりの金メダルを目指す坂本花織選手(写真/AFLO)
《2026年大予測》ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート 坂本花織選手、“りくりゅう”ペアなど日本の「メダル連発」に期待 浅田真央の動向にも注目
女性セブン
トランプ大統領もエスプタイン元被告との過去に親交があった1人(民主党より)
《電マ、ナースセットなど用途不明のグッズの数々》数千枚の写真が公開…10代女性らが被害に遭った“悪魔の館”で発見された数々の物品【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン