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イ・ボミの敏腕キャディ 賞金王年の谷口徹と上田桃子を担当

 ニックネームは「スマイルキャンディ」。甘い笑顔で人気の韓国人ゴルファー、イ・ボミ(26)が『NEC軽井沢72ゴルフトーナメント』で今季3勝目(通算8勝目)を挙げ、賞金レースのトップに立った。

 その活躍に男性ファンは大喜びだが、この勝利の陰にはある「男性」の姿があったと評判になっている。キャディを務めた清水重憲氏(40)だ。

 清水氏はかつて谷口徹と上田桃子のバッグを担ぎ、2007年に男女賞金王を同時に誕生させた。

「歩測の正確さや、グリーンの傾斜のアドバイスには定評がある。近大ゴルフ部の出身で、過去には田中秀道のバッグも担いでいた。

 この田中、そして谷口、上田というのはゴルフ界では特にプロ意識が高く、気性の激しい選手として知られていて、担ぐキャディはかなり大変だといわれるのですが、清水キャディは自分の鞄に胃腸薬をしのばせながら彼らを支え続けた。経験豊富な名キャディの1人です」(ゴルフ誌記者)

 イ・ボミとは2012年秋に初めてコンビを組み、今季からレギュラーキャディに就任。すでに3勝を挙げる成績が相性の良さを物語っている。

 今大会では大山志保らと競り合った最終ホールで、あえてピンを狙わずパーをキープするようアドバイス。プレーオフでは一転して攻め方を変え、バーディーを奪って押し切らせた。

 イ・ボミの強みはアイアンショットのキレの良さ(平均ストロークとパーオン率がともにランク2位)とメンタルの強さ。選手を知り尽くした的確なアドバイスだ。

 そうはいってもあくまで2人は“ビジネスパートナー”。もしかして、好調の陰にはプライベートな支えとなる男がいたりするのか。

 イ・ボミに近い人物の話。

「彼女はいつも母親とマネージャーで行動していて、いま恋人はいないようです。

 ちなみに日本人男性については、“とても優しい。韓国は男尊女卑社会だから特にそう思う。でもコミュニケーションが難しいから、恋人にするのはちょっと無理かな”とたどたどしい日本語で話していました」

 スマイルキャンディをゲットするには、まずは韓国語の勉強から?

※週刊ポスト2014年9月5日号

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