芸能

植松晃士 昼ドラ『花嫁のれん』に注目「嫁姑バトルは王道」

 新番組が始まる1月。ファッションアドバイザーの植松晃士さんは、あの新昼ドラマに注目しているという。植松さんがその魅力を解説します。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。少し前に新年のご挨拶をしていたのに、もうすぐ1月も終わり。「月日の経つのが早く感じられるのは大人になった証拠」と申しますが、新年の宴の後、社会復帰に時間がかかったかたも多かったようです。

 知人の女性経営者(50代前半)は、「全然、やる気が出なくて困るわ。自分の“やる気スイッチ”がどこにあったのかも忘れちゃった」とボヤいていました。

 まったく、ギアを入れた瞬間、心身ともにエンジンがかかった若かりし頃はどこへやら。今は、エンジンを温めるだけでもひと苦労で、発進までに長い時間がかかります。

 さて、1月といえば、テレビでは新番組がスタートを切る時期。なかでも私が注目しているのは、昨年から好調を維持しているNHK連続テレビ小説『マッサン』と、フジテレビの昼ドラ『花嫁のれん』です。

 東京-金沢間を結ぶ新幹線が3月に開通しますが、『花嫁のれん』は、この大注目スポットである金沢を舞台としたホームドラマ。羽田美智子さんと野際陽子さんのW主演による、“アラフォー女と最強加賀女の終わりなき嫁・姑バトル”が見どころです。

 嫁姑バトルといえば、まさにドラマの王道。時代劇における『水戸黄門』のようなもので、こたつでみかんを食べながら鑑賞するには、もってこいのお題です。

 どんなにどろどろしたって、しょせんは他人事ですから安心して見られます。

 しかも舞台は“伊達”という言葉に象徴される、豪華絢爛で、粋で、少々見栄っ張りなことで知られる金沢の老舗旅館。

 加賀百万石の伝統にふさわしい女の闘いを想像すると、胸が躍るのは私だけではないはずです。

 さらに野際さん、羽田さん、そして昼ドラ初出演の矢田亜希子さん。お三方の華やかな着物姿も楽しみのひとつ。

 もちろん、日中は私も仕事をしているので、リアルタイムの視聴は叶いませんが、自宅で入浴後、就寝前のつかの間のリラックスタイムを、笑いと共感、そしてほんの少しの涙とともに、盛り上げてくれるものと期待しております。

※女性セブン2015年2月12日号

関連記事

トピックス

驚異の粘り腰を見せている石破茂・首相(時事通信フォト)
石破茂・首相、支持率回復を奇貨に土壇場で驚異の粘り腰 「森山裕幹事長を代理に降格、後任に小泉進次郎氏抜擢」の秘策で反石破派を押さえ込みに
週刊ポスト
別居が報じられた長渕剛と志穂美悦子
《長渕剛が妻・志穂美悦子と別居報道》清水美砂、国生さゆり、冨永愛…親密報道された女性3人の“共通点”「長渕と離れた後、それぞれの分野で成功を収めている」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《母が趣里のお腹に優しい眼差しを向けて》元キャンディーズ・伊藤蘭の“変わらぬ母の愛” 母のコンサートでは「不仲とか書かれてますけど、ウソです!(笑)」と宣言
NEWSポストセブン
2020年、阪神の新人入団発表会
阪神の快進撃支える「2020年の神ドラフト」のメンバーたち コロナ禍で情報が少ないなかでの指名戦略が奏功 矢野燿大監督のもとで獲得した選手が主力に固まる
NEWSポストセブン
ブログ上の内容がたびたび炎上する黒沢が真意を語った
「月に50万円は簡単」発言で大炎上の黒沢年雄(81)、批判意見に大反論「時代のせいにしてる人は、何をやってもダメ!」「若いうちはパワーがあるんだから」当時の「ヤバすぎる働き方」
NEWSポストセブン
寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《お出かけスリーショット》小室眞子さんが赤ちゃんを抱えて“ママの顔”「五感を刺激するモンテッソーリ式ベビーグッズ」に育児の覚悟、夫婦で「成年式」を辞退
NEWSポストセブン
負担の多い二刀流を支える真美子さん
《水着の真美子さんと自宅プールで》大谷翔平を支える「家族の徹底サポート」、妻が愛娘のベビーカーを押して観戦…インタビューで語っていた「幸せを感じる瞬間」
NEWSポストセブン
“トリプルボギー不倫”が報じられた栗永遼キャディーの妻・浅井咲希(時事通信フォト)
《トリプルボギー不倫》女子プロ2人が被害妻から“敵前逃亡”、唯一出場した川崎春花が「逃げられなかったワケ」
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“1000人以上の男性と寝た”金髪美女インフルエンサー(26)が若い女性たちの憧れの的に…「私も同じことがしたい」チャレンジ企画の模倣に女性起業家が警鐘
NEWSポストセブン
24時間テレビで共演する浜辺美波と永瀬廉(公式サイトより)
《お泊り報道で話題》24時間テレビで共演永瀬廉との“距離感”に注目集まる…浜辺美波が放送前日に投稿していた“配慮の一文”
NEWSポストセブン
芸歴43年で“サスペンスドラマの帝王”の異名を持つ船越英一郎
《ベビーカーを押す妻の姿を半歩後ろから見つめて…》第一子誕生の船越英一郎(65)、心をほぐした再婚相手(42)の“自由人なスタンス”「他人に対して要求することがない」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《眞子さんが見せた“ママの顔”》お出かけスリーショットで夫・小室圭さんが着用したTシャツに込められた「我が子への想い」
NEWSポストセブン