もしかしたら……と、ふと気付きました。このドラマ、一見「女性寄り」のようでいて、実は男性むけなのかも?
何も気付いていないおじさんたちに、具体的な事例をたくさんあげて教えてあげる、コンプライアンス的教育ドラマかも? だって、セクハラの中身なんて詳しくえげつなく繰り返し描写しなくても、女たちはみんなよーく知っているわけですから。
脚本家・坂元氏はドラマの会見で、奇しくもこう語っていました。
「女性を応援するドラマではありますが、男性に見ていただきたいと思っています」
なるほど。だとすればそれこそ、男性視聴者たちがこぞって見て話題にしなければ、このドラマの人気度・視聴率という「問題」は解けないのかもしれません。