芸能

蛭子能収 高橋英樹や徳光和夫と共演しなくなった複雑な事情

 テレビ局の改編につきものなのが、新たなるキャスティング。その際に重要なのが、局が独自に作成した「共演NGリスト」である。テレビマンたちはこの時期、胃の痛む思いを抱えながら日々出演者の調整にあたる。

 若手実力派女優のこの2人もリスト入りしている。宮崎あおい(29)と二階堂ふみ(20)だ。

「かつては宮崎と堀北真希(26)といわれましたが、最近は二階堂。昨年、映画賞を総なめにした二階堂も『宮崎2世』と呼ばれてしまうことを嫌がっているようです」(芸能関係者)

 最近売り出し中のモデル、マギー(22)と中村アン(27)も同様で、「2人に広告で横並びを提案したところ、中村サイドが拒否。セクシーモデル系としてかぶる上に、マギーのほうが目立ってしまうのではと敬遠したようだ」と広告関係者は話す。

 4月の改編でテレビ朝日が平日早朝4時から時代劇枠をスタートさせると発表したが、時代劇では「暴れん坊将軍」松平健(61)と「桃太郎侍」高橋英樹(71)が“両雄並び立たず”とされている。意外にも高橋は、蛭子能収(67)とも共演NGとされる。

「かつて高橋が司会をしていた番組で、共演者が皆泣いているなか、蛭子がニヤニヤしていたことに高橋が激怒。以来、高橋は蛭子を毛嫌いしているそうです。

 その蛭子は徳光和夫(74)とも“番組かぶり”で共演NG。蛭子が出ているテレビ東京の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に対し、テレビ朝日が『路線バスで寄り道の旅』という番組を作ったが、そこに出演しているのが徳光。本人同士に何かあったわけではないが、テレ朝の“掟破り”を気にするテレビ関係者は2人を共演させない」(バラエティ番組制作会社幹部)

※週刊ポスト2015年3月27日号

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