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高須院長「東京オリンピック開会式に出すべきはドラえもん」

東京オリンピック開会式にドラえもん推しの高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、さまざまな噂が飛び交う2020年の東京オリンピックの開会式についてお話を訊きました。

 * * *
──2020年の東京オリンピックについて、何かと話題になるのが開会式です。秋元康氏が組織委員会の理事になったことから、「AKB48が登場するのでは?」との噂もありましたが、秋元氏は否定しています。そのほかにも、EXILEが出るんじゃないかとか、北野武監督が演出をするんじゃないか、なんていう予想もあります。

高須:北野監督はいいと思うけど、AKB48とかEXILEとかは世界的には全然知られてないわけでしょ。そういうアーティストがオリンピックの開会式に出てきても、あんまり意味がないような気がするけどなあ。それだったら、かわいくて小さい女の子が出てきて、口パクで上手に歌ったほうがいいんじゃいないの?

──北京オリンピックの時みたいな?

高須:バレなければ、感動的だもん(笑い)。まあでも、お役人に考えさせるとろくなものにならないと思うよ。なんか、ゆるキャラが山ほど出てきたりしそうだね。日本人がおかしな国民だと思われちゃうよ。まあ、すでにそう思われてるのなら、残念だけど…。

──あとは、歌舞伎をやってはどうかという意見もありますね。日本の伝統文化を見せるべきだ、という。

高須:大きなスタジアムで歌舞伎を見せても、伝わるかねえ。わかりづらいような気がするなあ。

──外国人が好きそうな日本の文化ということで、たとえば侍であったり、居合であったりというのは、どうですかねえ?

高須:普通に居合を見せたところで、何がなんだかわからないでしょう。太秦の役者さんを連れてきて、派手な殺陣を見せれば喜ばれるかもしれないけど、オリンピックは平和の祭典だからねえ。殺し合いは見せられないよ。

──たしかに、その通りです。

高須:日本の伝統という意味では、相撲がいいかもな。大画面で力士を映せば、迫力もあるだろうし。なんなら、初っ切り(相撲の禁じ手を笑いを交えて紹介する見世物)でもやって見せたら、世界中の人が笑ってくれると思うよ。

──なるほど、初っ切りなら相撲のルール説明にもなりますし、英語の解説をのせるなんてこともできそうですね。

高須:そういえば相撲で思い出したけど、朝青龍が今、モンゴルレスリング協会の会長をやってるでしょ。それで、どうやら来年のリオデジャネイロオリンピックの開会式でモンゴル選手団の旗手をやるらしいんだよ。ちょうどこの前モンゴルのレスリング大会で高須クリニックがスポンサーをやったっていうのもあって、「先生、リオで、ぼくと一緒にモンゴル代表を先導しませんか?」って誘われちゃったよ。面白いけど、さすがにぼくがモンゴル代表の先頭を歩いて出てきたら、日本の国民になんて言われるかわからないから、断ったけどね(笑い)。

──話題にはなるでしょうけど「高須院長、何やってんだ?」ってなりますよね。

高須:そう。だからやめておくよ。

──さて、東京オリンピックの開会式に話を戻しますが、伝統文化ではなく、日本の先端技術を見せたほうが良いという声もありますね。

高須:ロボットなんかは良いだろうね。日本には世界中で愛されているロボットアニメもたくさんあるんだし。それこそ実物大のガンダムを作って動かせば、かなり盛り上がるかもしれないよ。でも、スタジアムに実物大ガンダムは難しいか…。競技ができなくなっちゃうね。

──ロボットを出すにしても、もっと小さいものでないと難しいでしょうね。

高須:じゃあ、ドラえもんだ。子供から大人まで世界中で愛されているからね。「タケコプター」くらいは、どうにか日本の技術で5年後までに実現してもらってね。無理だったら、映像技術でどうにかすることもできそうだし。「どこでもドア」も、手品を使ってなんとかなるはず。

──名案ですね!

高須:ドラえもんなら、さすがに誰も文句を言わないと思うよ。

 * * *
 いろいろな噂が浮上している2020年東京オリンピックの開会式だが、「ドラえもんを出すべき」というのが高須院長の結論だった。たしかに世界的な知名度や人気を考えれば、誰もが納得するはずのドラえもん。もう、これ以外に考えられないのでは?

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)など。最新刊は『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。

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