芸能

「アド街守る」と気合入る薬丸 MC井ノ原との関係に問題なし

 3月に番組を降板し、4月15日に肺がんで亡くなった愛川欽也さんの後を継いで、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)の司会に就任したV6・井ノ原快彦(38才)。ネット上では、長年レギュラーを務める薬丸裕英(49才)との関係性に注目が集まっていた。

 井ノ原と薬丸といえば、もともとはジャニーズ事務所の先輩後輩という間柄だが、それ以上に注目を集めたことがある。

「薬丸さんが昨年3月まで17年間、司会を務めてきた長寿番組『はなまるマーケット』(TBS系)が終了した最大の要因といわれているのが、井ノ原さん司会の『あさイチ』(NHK)でした。2010年に同時間帯、同じコンセプトで始まった『あさイチ』に、『はなまる』は視聴者を奪われ、最後は視聴率が3%台に低迷してしまったんです。

 薬丸さんは“50才までやりたかった…”と語っていたと伝えられているように、『はなまる』には強い思い入れを持っていましたから、その番組終了の原因となった井ノ原さんが自分を差し置いて、突然、『アド街』の新司会になることを快く思っていないのではという声が数多く聞こえました」(芸能関係者)

 しかも、薬丸には“前科”もある。『はなまる』時代には、ともに司会を務めた岡江久美子(58才)と“机の下で足の蹴り合いをしている”といった“不仲”報道が何度も伝えられてきただけに、今回も…。

 井ノ原司会の初回放送では、こんなやりとりがあった。

薬丸:「肩書あるからいいじゃない。われわれなんなんですか。何にも肩書ないですよね」
井ノ原:「先輩! よろしくお願いします!」
薬丸:「後輩頑張れ!」
井ノ原:「むしろ、ぼくがちょっとジタバタしてたらよろしくお願いします」
薬丸:「そしたらみんなでWAになって踊ろうよ!」

 ブーブー文句を言いつつも、井ノ原にエールを送る先輩・薬丸。さらに井ノ原のお願いにも快く応じた。

井ノ原:「“ヤックン”とお呼びしてよろしいですか?」
薬丸:「なんでもいいよ!」

 そして、その翌週の4月11日放送では…。

井ノ原:「ヤックンはどうでしょうか」
薬丸:「…ヤックン?(怒)」
井ノ原:「先週いいって言ったじゃないですか!?」
薬丸:「いいよいいよ(笑い)!」

 薬丸は“因縁”を上手に利用しながら番組を盛り上げたのだった。

「薬丸さんは井ノ原さんが『アド街』の司会になったことは全く意に介していないようです。むしろ“長年、愛川さんが築き上げてきた『アド街』を守っていかなきゃ! それが自分の役目だ”と気合が入っているようです」(薬丸の知人)

※女性セブン2015年4月30日号

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン