芸能

野際陽子 夜寝る前に「スパイダーソリティア」にのめり込む

ソリティアにのめり込んでいるという野際陽子

 NHKのアナウンサーを経て、1962年にフリーとなり、その翌年女優デビューした野際陽子(79才)。1973年に『キイハンター』での共演をきっかけに俳優の千葉真一と結婚。一女をもうけるが1994年に離婚。現在は都内のマンションで愛犬6匹と暮らしている。その暮らしぶりについて野際が語る。

 * * *
 朝はだいたい5時半から6時に起床。だって6匹の犬たちが起こしに来るんですもの。彼らに餌をやって、目薬を差して、歯磨きをして、排泄の始末をしてやって、これを朝夕繰り返すだけでも、老女はへとへとなの(笑い)。

 その間に自分の食事がありますね。朝はスムージーときな粉入り牛乳。昼は仕事先でとることが多いので、家でとる夜の食事はなるべく野菜を多くしています。気をつけているというより野菜が好き だから。ほうれん草を茹でたり、小松菜を油揚げと炊いたり、葉物が多いかな。サラダも必ず食べます。もちろん肉や魚もね。

 ごはんは小さな茶碗に半分から3分の2くらい。お酒はずいぶん減りましたね。かつては大酒飲みだったのが、いつからか二日酔いになるぞ、の手前でやめるようになり、今では健康にいいといわれるワインならグラス1杯、ビールなら小瓶1本かな。

 体重の理想は51kg。一時期、大食いでもないのにどんどん増えた時期があって、さすがに55~56kgになった時は危機感をもちましたね。今は52.5kgでいいやって(笑い)。

 健康老女の秘訣はお昼寝かしら。だいたい朝、食事して新聞読んでテレビを見ていると、眠くなってくるんです。午前中の日差しはエネルギーが強すぎて老人にはよくない、って勝手な言い訳をしてうとうと。昼も夜も家にいれば仕事で必要なDVDを見たり、台詞を覚えたり、読書をするんですけど、気がつくと寝ている(笑い)。

 昼の帯ドラマに出演している時は、膨大な台詞を覚えるのが大変でした。でも、あまり一生懸命覚えないんです。覚えても忘れちゃう。100%覚えたつもりでも、翌日、撮影に入ると40%は忘れています。その時のショックと言ったら…(笑い)。だから本番が完璧ならいいんだ、ってことにして。ただし、撮影に入ると集中しています。

 まったく何も予定がない日は、夜眠る前のひと時、パソコンで『スパイダーソリティア』というカードゲームをします。1日1回開くと満足なんですけど、ときどき夢中になって「コンチクショー」なんて言いながら、のめり込んでいるんですよ(笑い)。

※女性セブン2015年6月4日

関連記事

トピックス

真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信フォト)
オフ突入の大谷翔平、怒涛の分刻みCM撮影ラッシュ 持ち時間は1社4時間から2時間に短縮でもスポンサーを感激させる強いこだわり 年末年始は“極秘帰国計画”か 
女性セブン
65歳ストーカー女性からの被害状況を明かした中村敬斗(時事通信フォト)
《恐怖の粘着メッセージ》中村敬斗選手(25)へのつきまといで65歳の女が逮捕 容疑者がインスタ投稿していた「愛の言葉」 SNS時代の深刻なストーカー被害
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
「はい!お付き合いしています」水上恒司(26)が“秒速回答、背景にあった恋愛哲学「ごまかすのは相手に失礼」
NEWSポストセブン