芸能

芸人・永野 昨年8月に結婚したと語る「それから仕事増えた」

人気急上昇中の芸人・永野

 原色の派手なシャツとパンツ姿で、「自分なんかが本当に生意気ですが、◯◯に捧げる歌を作ってきたので、聴いてください」と言ってポーズを取る。音楽が流れ始めると満面の笑みで、激しい腰振りダンスをしながら、ワンレンの黒髪をかき上げて客に手を振る…。そんなネタで話題を集めているのが、芸歴20年のベテランピン芸人・永野(40才)だ。長い芸人生活の話や、意外にも〇〇していたプライベートまで、赤裸々に語ってもらった。

――最近テレビで、よくお見かけしますね。

永野:今までの20年が忙しくなかったんですよ。昨年末の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)以降は、仕事が10倍に増えました。こういう取材も、つむじを見せるくらい頭を下げてやってもらった知り合いの取材くらいしかなかったので、ありがたいです。数年前まではアルバイトをしていたんですけど、もうしていませんしね。

――「◯◯に捧げる歌」と言って、激しく踊る芸風はどうやって生まれたんですか?

永野:2013年からなんですよね。『歌ネタ王決定戦』(MBS)に向けて曲を作ったんですけど、メインのネタがあって、ちょっと時間が余ったので、10分もかからず作ったものなんです。まだゴッホじゃなくて、五木ひろしさんに曲を作ったと言って、『天才チンパンジーまもるくん』って歌なんですけど、落ちたんですね。

 だけど『日10☆演芸パレード』(TBS系)では喜ばれて。その時に髪を七三分けにしたら気持ち悪くて面白いよねって場のノリでやって。その時はあまり腰も振ってないんですよ。でも髪をかき上げるとかは、たまたま癖でやっていて。腰振りも周りが過剰に真似するとか、腕を上げるとか、後から少しずつできてきたんです。

――その頃に原型ができたんですね。

永野:そうです。それで2013年の『日10☆演芸パレード』に出演した時に、「気持ち悪い!」と言われたんです。ぼくが手を振ったんでしょうね。そんな感じでネタを足していって。でもパクリですよ、よく考えたら。腰振りもレイザーラモンHGさんですよね。初めに前かがみで両腕を上に伸ばすのも、氷室京介さんですし。髪をかき上げるのは、武田鉄矢さんからの浅野温子さんみたいな。

 それで1年後、たまたま事務所に寄った時に、『アメトーーク!』のパクりたい-1グランプリがあるからってマネジャーに言われて、事務所の部屋でデジカメで撮って。それを送ったら、通って。今思えば、事務所に寄っていなかったら送ってなかったですね。

――髪型はPerfumeのっちに似せているという噂が。

関連記事

トピックス

手指のこわばりなど体調不安を抱えられている(5月、奈良県奈良市
美智子さま「皇位継承問題に口出し」報道の波紋 女性皇族を巡る議論に水を差す結果に雅子さまは静かにお怒りか
女性セブン
ちあきなおみ、デビュー55周年で全シングル&アルバム楽曲がサブスク解禁 元マネジャー「ファンの声が彼女の心を動かした」
ちあきなおみ、デビュー55周年で全シングル&アルバム楽曲がサブスク解禁 元マネジャー「ファンの声が彼女の心を動かした」
女性セブン
『EXPO 2025 大阪・関西万博』のプロデューサーも務める小橋賢児さん
《人気絶頂で姿を消した俳優・小橋賢児の現在》「すべてが嘘のように感じて」“新聞配達”“彼女からの三行半”引きこもり生活でわかったこと
NEWSポストセブン
「マッコリお兄さん」というあだ名だった瀬川容疑者
《川口・タクシー運転手銃撃》68歳容疑者のあだ名は「マッコリお兄さん」韓国パブで“豪遊”も恐れられていた「凶暴な性格」
NEWSポストセブン
自転車の違反走行の取締りはたびたび実施されてきた。警察官に警告を受ける男性。2011年(イメージ、時事通信フォト)
「青切符」導入決定で自転車取締りが強化 歓迎の声がある一方で「ママチャリで車道は怖い」
NEWSポストセブン
民主党政権交代直後の政権で官房長官を務めた平野博文氏
【「年間約12億円」官房機密費の謎】平野博文・元官房長官 民主党政権でも使途が公開できなかった理由「自分なりに使い道の検証ができなかった」
週刊ポスト
NEWS7から姿を消した川崎アナ
《局内結婚報道も》NHK“エース候補”女子アナが「ニュース7」から姿を消した真相「社内トラブルで心が折れた」夫婦揃って“番組降板”の理由
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【厳戒態勢】「組長がついた餅を我先に口に」「樽酒は愛知の有名蔵元」六代目山口組機関紙でわかった「ハイブランド餅つき」の全容
NEWSポストセブン
今シーズンから4人体制に
《ロコ・ソラーレの功労者メンバーが電撃脱退》五輪メダル獲得に貢献のカーリング娘がチームを去った背景
NEWSポストセブン
菅原一秀(首相官邸公式サイトより)と岡安弥生(セント・フォース公式サイトより)
《室井佑月はタワマンから家賃5万円ボロビルに》「政治家の妻になると仕事が激減する」で菅原一秀前議員と結婚した岡安弥生アナはどうなる?
NEWSポストセブン
真美子夫人とデコピンが観戦するためか
大谷翔平、巨額契約に盛り込まれた「ドジャースタジアムのスイートルーム1室確保」の条件、真美子夫人とデコピンが観戦するためか
女性セブン
(写真/PIXTA)
【脳卒中】“最善のリハビリ”のために必要なこと「時間との勝負」「急性期病院から回復期病院へのスームズな移行」
女性セブン