芸能

注目の日テレ・笹崎アナ タダモノじゃないワイプ芸に要注目

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、業界きっての“女子アナウォッチャー”である山田氏が、いろんな意味で注目の日テレ笹崎アナに迫る!

 * * *
 初夏は新人アナ“初鳴き”のシーズンだ。“初鳴き”とは、入社したてのアナウンサーらが研修を終え、初めてアナウンスの仕事をするもので、局によっては“声出し”と呼ばれているところもある。

 視聴者にもっとも有名な“初鳴き”場面は、フジテレビの『27時間テレビ』エンディングのスポンサー読みだろう。

 そして、全国の新人アナウンサーのなかで、もっとも有名な…というか、一人だけ突出して名前を知られている日本テレビの笹崎里菜アナにも初鳴きシーズンが訪れた。なぜ、もっとも有名か? 説明は不要だろう(苦笑)。

 最初のテレビ出演は、同局の人気バラエティー番組『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』。研修担当のベテラン、豊田順子アナから、名前の「ささざき」が言えていないことを指摘され、「舌の力が弱い」「サボってきている」と厳しい指導を受けたことが話題になった。

 アナウンサーにとって、サ行は確かにイヤな行であり、それが続く「ささざき」という名字であることは笹崎アナにとってアンラッキーだったかもしれない。

 ちなみに、最近のアナウンサーはサ行とカ行の無声化ができていないことを問題視するベテランアナも多い。たとえば「~~~です」という文末の「す」は、正しいアナウンスでは無声音にならなければいけない。

 文章で説明するのは非常に難しいが、往年のアナウンサーの「です」と最近のアナウンサーの多くの「です」を聞き比べていただけばわかると思う。後者の「す」は、前の「で」と同じ大きさで発声され、なんとも聞きづらいのである。

 まぁ、そんな細かいことも昔ほど厳しくは言われなくなってきた。そして声も同様である。「アナウンサー=美声」も今は昔。それもそのハズ、「声でなんかでは、採っていませんから」と、某在京局の採用担当アナが当たり前のように言っていたのを聞いたのは、いまからもう10年以上も前の話である。

 もちろん、顔が見えないラジオ局はいまだに声を重視している。新人アナ採用では「在籍しているアナに、このタイプの声が足りないから、今度はこの子を採ろう」と、声の高低や質が重要視される。が、やっぱり、いまのテレビ局では、“顔採用”なのだろう。

関連記事

トピックス

ノーヘルで自転車を立ち漕ぎする悠仁さま
《立ち漕ぎで疾走》キャンパスで悠仁さまが“ノーヘル自転車運転” 目撃者は「すぐ後ろからSPたちが自転車で追いかける姿が新鮮でした」
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「こんなロケ弁なんて食べられない」『男子ごはん』出演の国分太一、現場スタッフに伝えた“プロ意識”…若手はヒソヒソ声で「今日の太一さんの機嫌はどう?」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《模擬店では「ベビー核テラ」を販売》「悠仁さまを話題作りの道具にしてはいけない!」筑波大の学園祭で巻き起こった“議論”と“ご学友たちの思いやり”
NEWSポストセブン
1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん
《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”
NEWSポストセブン
浅田美代子(左)と原菜乃華が特別対談(撮影/井上たろう)
《NHK朝ドラ『あんぱん』特別対談》くらばあ役・浅田美代子×メイコ役・原菜乃華、思い出の場面を振り返る「豪ちゃんが戦死した時は辛かった」「目が腫れるくらい泣きました」
週刊ポスト
元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン
5月6日、ニューメキシコ州で麻薬取締局と地区連邦検事局が数百万錠のフェンタニル錠剤と400万ドルを押収したとボンディ司法長官(右)が発表した(EPA=時事)
《衝撃報道》合成麻薬「フェンタニル」が名古屋を拠点にアメリカに密輸か 日本でも薬物汚染広がる可能性、中毒者の目撃情報も飛び交う
NEWSポストセブン
カトパンこと加藤綾子アナ
《慶應卒イケメン2代目の会社で“陳列を強制”か》加藤綾子アナ『ロピア』社長夫人として2年半ぶりテレビ復帰明けで“思わぬ逆風”
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《2人で滑れて幸せだった》SNS更新続ける浅田真央と2週間沈黙を貫いた村上佳菜子…“断絶”報道も「姉であり親友であり尊敬する人」への想い
NEWSポストセブン
ピンク色のシンプルなTシャツに黒のパンツ、足元はスニーカーというラフな格好
高岡早紀(52)夜の港区で見せた圧巻のすっぴん美肌 衰え知らずの美貌を支える「2時間の鬼トレーニング」とは
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《TOKIO解散後の生活》国分太一「後輩と割り勘」「レシート一枚から保管」の節約志向 活動休止後も安泰の“5億円豪邸”
NEWSポストセブン
中山美穂さんをスカウトした所属事務所「ビッグアップル」創設社長の山中則男氏が思いを綴る
《中山美穂さん14歳時の「スケジュール帳」を発見》“芸能界の父”が激白 一夜にしてトップアイドルとなった「1985年の手帳」に直筆で記された家族メモ
NEWSポストセブン