噂の真相を白須賀事務所に確かめてみると、意外にもあっさりと「先日、白須賀が入居している議員宿舎の窓ガラスが割れたのは事実です」と認めた。しかし、この後が気になる。

「建物内の廊下側のガラスにヒビが入っていたのです。原因は分かりません。白須賀が割ったものでもありません。これに関してはすぐ修理の係の人に来てもらい、すでに直しています」

 なお、同事務所は、党から口頭注意を受けたかどうかに関しては「何も関知していない」という。

 それにしても不可解だ。窓ガラスが割れたのは事実だが、白須賀議員が割ったものではないという。割れたのは事務所がいうとおり「廊下側」である。議員が割っていないとすれば、ほかの議員による犯行が真っ先に疑われるはずなのだ。

 もしや、安倍政権に反対する勢力の犯行なのか……だとしたらこれは、党全体に関わる大問題になるかもしれない。ところが、白須賀議員がこの事件について党に訴えている形跡はない。
 
※週刊ポスト2015年8月7日号

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