芸能

山崎賢人・広瀬すず 漫画実写版に起用されることが多い理由

『四月は君の嘘』実写版映画に出演する広瀬すず

 少年ピアニストと少女ヴァイオリニストの青春ラブストーリーを描いた漫画『四月は君の嘘』(講談社刊)が、累計発行部数300万部を突破。その実写映画のキャストが発表され、物議をかもしている。“標的”になっているのは山崎賢人(21才)と広瀬すず(17才)だ。

「原作は中学生なんですが、映画では高校生の設定になっています。山崎さんと広瀬さんの年齢を考えると、さすがに中学生とはいかなかったんでしょう。でも原作ファンにしてみればとんでもないことで、“役者に合わせて年齢変更?”“まずキャストありきなんだ…”など大ブーイングが相次いでいるんです」(芸能関係者)

 その背景に山崎と広瀬が、漫画実写化にキャスティングされまくっていることも影響している。

 山崎は昨年公開された映画『L・DK』で、流行語大賞にもノミネートされた“壁ドン”を最初に披露し、大ブレーク。ドラマ『デスノート』(日本テレビ系)ではLを好演し好視聴率を記録した。また『四月~』を含めて、『ヒロイン失格』『orange』『オオカミ少女と黒王子』と、今秋以降4作の漫画実写映画で高校生役を演じることがわかっている。

 一方の広瀬もすごい。ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ系)をはじめ、『海街diary』『ちはやふる』など話題の漫画実写映画に欠かせない女優となっている。

「どうして山崎賢人ばっかり?」「広瀬すずじゃなきゃダメなの?」──そんな声が相次ぐ事態となっているのはなぜなのか?

「最近の若手女優は、朝ドラ出身の土屋太鳳(20才)や有村架純(22才)、高畑充希(23才)などものすごく勢いがあるのですが、10代でヒロインとして名前が挙がる女優はほとんどいないというのが現状です」(映画関係者)

 一方の山崎は広瀬と違って、同世代には実力者が揃う。山崎と親友の菅田将暉(22才)、窪田正孝(27才)、池松壮亮(25才)、染谷将太(23才)など、挙げたらキリがない。

「彼らは演技力も高く評価されていますが、いわゆる少女漫画に出てくるようなキラキラ王子様とはちょっとキャラが違うんですよね」(前出・映画関係者)

※女性セブン2015年10月1日号

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン