ライフ

中年に物忘れが多いのは知識や感情が詰まってるから仕方ない

 ファッションプロデューサーの植松晃士氏が正しいオバサンの生き方を論じる当コーナー。今回は、若さを保つ秘訣を語ります。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう。季節の変わり目のせいなのか、私の周囲では体調を崩す人が続出。お元気ですか? かく言う私も、夏の疲れがやや残っている気がします。

 この夏、印象に残った出来事といえば、『24時間テレビ』に出演させていただいたこと。スタジオでゴールするDAIGOくんをお迎えできたのは、本当に感動的でした。でも実はもうひとつ、忘れられない出来事があります。

 ご覧になったかたもいらっしゃると思いますが、私は深夜のコーナーにも出演していました。深夜1時放送予定で、夜9時頃からスタジオに入っていたのですが、生放送ゆえ、予定よりオンエアがずれ込んでしまったんです。

「○分、遅れます~」と知らせてくれるスタッフの声に、「は~い♪」と元気に明るく答えたつもりでいたのに、鏡を覗けば、疲れのあまりテカテカしてうすらくすんだ顔!

“やつれる”なんて言葉では言い表せません。“しぼむ”という言葉がぴったりで、細胞ひとつひとつが水分を失っていく感じ。3時頃、帰宅したときにはボロボロでビタミン剤をざらざらと一気のみしたくらいでは追いつかない体のだるさ。心底、日々の体力づくりの必要性と大切さを感じた夏でした。

 なのに、同世代のお友達の中には、いまだにSNSに自撮り写真を続々アップしているかたがいます。「このかた、まだ自分の写真を撮るのが楽しいのかしら? しかも皆さんにご披露するなんて!」と少々呆れつつ、そのバイタリティーには感服するばかり。

関連記事

トピックス

国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン