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2015.10.03 16:00  NEWSポストセブン

福山雅治も実践の1日1食 「リバウンド体質の元」と栄養士

管理栄養士で抗加齢指導士の森由香子さん


「1日に必要なカロリーを1600Kcalとして1食で1日1000Kcal程度とすれば痩せてはいきますが、エネルギー不足と栄養素不足で、次第に基礎代謝は下がっていきます。つまり、燃費はよくなりますが、逆にたくさん食べてはいけない体に変わってしまうのです。基礎代謝は落ちている分、太りやすい体になってしまいますから、以前の食事量には戻れなくなります」

 栄養が足りないと、基礎代謝や活動代謝によって筋肉が減ってしまうため、西川のように筋トレは必要となってくる。ただし、栄養を何も補給せずに筋トレを行えば、体は筋肉を分解してアミノ酸を作りエネルギーにするため、やはり栄養補給は必須となる。

「筋肉だけでなく、アミノ酸をエネルギーにしている肝臓もエネルギー不足で機能が弱まってしまいます。化学工場といわれる肝臓は、薬や添加物の解毒や栄養素の貯蔵、酵素もホルモンも作っているので、肝機能が衰えたら体全体に歪みが生じることになります」

 1日に必要な栄養素を1食で摂取する場合、たんぱく質源食品なら肉50~100g、魚80g(一切れ)、卵1個、納豆1パックなど大豆製品、ほかに野菜350g、穀類、イモ類、フルーツ、乳製品などを1食で全て食べなくてはならなくなる。

「実際、厚生労働省による食事摂取基準の1日に摂るべき栄養素を1食で満たすことは難しいです。3食の人でも、鉄不足で貧血になったり、カルシウム不足、ビタミン不足の人はたくさんいますから。たとえば水溶性のビタミンCは、1食ずつ摂らないと必要量が補給できません。糖質制限で3食の方がまだ健康的だと思いますが、1日1食をやりたいならサプリメントで補わないと。

 胃腸の働きが衰える夜は避けて昼に食事を摂り、朝はフルーツ、晩でビタミンとミネラル補給のためのサプリと牛乳を飲むといいでしょう。ただし、長期に行うのはお勧めしません。1日1食がいいというエビデンスはありませんし、将来にわたる健康維持には問題があるのではないかと考えます」

 空腹時に働くといわれる長寿遺伝子のサーチュイン遺伝子も、1日1回の長い空腹よりも少ない食事量で3回空腹を感じさせる方が、その都度活性化される。消化にもエネルギーを消費するため、1回よりは3回食べる方がエネルギー消費は増えるので、結局は3食の方が効率はいいという。

 唯一無二の食事療法はない。46才になっても若々しい福山がやっているからと真似しても、自分に適しているかはわからない。興味を持って試してみるのはいいが、合わなかったら潔くやめる方が体にはよさそうだ。

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