ライフ

「歯舞」よりレベル高い「ニュース難読漢字」をテスト

この漢字、どう読むかわかる?

 島尻安伊子・沖縄北方担当相が「歯舞諸島」が読めずに話題になった。だがニュースには難読漢字が山ほどある。大人力コラムニストの石原壮一郎氏が、みなさんが恥をかかないようチェック問題を作ってみた。

 * * *
「ハボ、ええっと、なんだっけ……」のひと言は、日本中を驚愕と苦笑の渦に巻き込みました。「歯舞」の漢字が読めずに言葉に詰まったのは、よりによって北方領土問題を担当する島尻安伊子・沖縄北方担当相。正解はもちろん「ハボマイ」です。

 かつては麻生太郎元首相が「未曽有」を「ミゾウユ」、「踏襲」を「フシュウ」など大胆な読み間違えを連発して、日本国民を不安に陥れました。大人にとって漢字の読み間違えは、一気に評価を下げたり「なるほど、そういう人だったのか」というレッテルを貼られたりする極めて恐ろしいアクシデントです。

 事情通を気取ったつもりが大恥をかいてしまうなんてことにならないように、「読みづらいニュースな固有名詞」の読み方を押さえておきましょう。というわけで、あなたの「大人の漢字力」をチェック。次の10の固有名詞はなんて読むでしょうか。

1.野村空生
2.平昌オリンピック
3.東倉里
4.志発島
5.有安杏果
6.川谷絵音
7.川内原発
8.菅義偉
9.忽那汐里
10.楚辺通信所

 はい、お疲れさまでした。では答え合わせです。

 1の野村空生の読みは「ノムラタカキ」。現在「清原の元同僚」として大ブレイク中の野村貴仁氏が、巨人在籍中の2000~2001年に使っていた登録名です。2は2018年に開催される冬季オリンピックで、平昌は「ピョンチャン」と読みます。3の東倉里は「トンチャンリ」。今月7日に北朝鮮がミサイルを発射したとされる発射場がある場所です。

 島尻沖縄北方担当相にもぜひご記憶いただきたいのが、4の志発島。読みは「シボツトウ」で歯舞群島を構成する島のひとつ。同じ歯舞群島仲間では「秋勇留島(アキユリトウ)」や「勇留島(ユリトウ)」も覚えておくと、何かのとき(何のとき?)に威張れます。

 5の有安杏果は、人気絶頂のアイドルグループ・ももいろクローバーZの一員で「アリヤスモモカ」と読みます。担当はグリーン。6の川谷絵音は復習問題。そもそものグループ名のせいもあって、さんざんゲス呼ばわりされたこの男性の名前の読み方は「カワタニエノン」です。

関連記事

トピックス

俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
AIの技術で遭遇リスクを可視化する「クマ遭遇AI予測マップ」
AIを活用し遭遇リスクを可視化した「クマ遭遇AI予測マップ」から見えてくるもの 遭遇確率が高いのは「山と川に挟まれた住宅周辺」、“過疎化”も重要なキーワードに
週刊ポスト
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト