同9月9日、江角は一連の騒動をブログで謝罪したが、《週刊誌でこの件を初めて知った次第》と落書きへの関与を否定したことで、火に油を注いだ。
江角への批判は日増しに高まり、結局、長女は都内のインターナショナルスクールに転校。それでもなお、反江角派の攻撃は止まらなかったという。
「テレビ局に抗議し続けたママもいたそうです。“なんで彼女を出すんだ”って。すでに学校も違うのに…。確かに江角さんにも責任はあり、反省すべき点はあるんでしょう。でも、やり方が陰湿すぎます」(テレビ局関係者)
あの日以来、江角はママ友という亡霊に苦しみ続けてきた。転校先でも、江角はしばらく誰ともかかわらず、送迎時も子供を車に乗せると逃げるように去っていた。
世を騒然とさせた「ママ友いじめ」の告白からもうすぐ2年。江角にとってつらい時期が続いた。テレビに出ても、レギュラー番組を卒業しても、なにをしても叩かれる。人間関係に悩み、深い傷を負った彼女を癒したもの。それもまた、人の温かさだったに違いない。江角がようやく見つけた、穏やかな時間。
冒頭の誕生日会で、江角の表情は晴れやかだった。子供たちと戯れ、ママ友と談笑し、わが子の成長に目を細める。母親として当たり前の日常を取り戻しているように見えた。
「この施設、週末は一般開放されており、誕生日会の会場として申し込むと、準備や運営まで施設側がやってくれるんです。いろんな催し物もあって、子供たちはみんな楽しそうでした。保護者も仲よく、江角さんの穏やかな笑顔が印象的でした」(前出・江角の友人)
長女の通うインターナショナルスクールは欧米人も多く、日本特有のママ友社会とは無縁だという。
※女性セブン2016年4月28日号