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2016.04.17 07:00  週刊ポスト

草刈正雄 「過去に昌幸演じた丹波さんが助けてくれている」

『真田丸』で草刈正雄が演じる真田昌幸(NHK提供)


 豪華キャストが居並ぶ大河ドラマのオープニングで最後に紹介されること(=トメ)は《その作品で最も大物の役者》であることを示す、役者の栄誉である。『真田丸』では草刈がトメを飾る。

「実は内野君がトメだと思ってたんですよ。それが、一回目が始まって最後に僕の名前が出ましたからドキッとしました。しかも、音楽が効果的に高まったところで出るんですよ。嬉しかった。

 でも、二回目でトメが替わるんじゃないか。そう思ってたら二回目も僕でした。今のところずっとトメですが、いつか替わるんじゃないかとドキドキしています」

 昌幸は、膝まである毛皮のロングコートを羽織っており、山国の武将の印象を強めている。

「あの衣装も楽しいですね、ワイルドで。最初にホンを読んで役柄をイメージしていたのですが、それにプラスしてくれたのが衣装テストでした。スタッフがいろいろと考えてくれてね。寺島進さんの着ているような腰までのコートは結構あるんですが、『草刈さんだからロングコートにしよう』って。

 あれを着て写真を撮った時に『昌幸ってこういう男なのかも』という大きなヒントをもらいました。彼はローカルに生きる、田舎のイケイケ親父なんだという。だから、都会の者には絶対に負けたくない。今でもそういう親父さんっていますよね。信濃の国衆ならではの、洗練された名門とは違う田舎の親父──そういうイメージが、扮装しながら出てきました。

 おそらく、昌幸が亡くなるまで楽しめていけると思いますので、もう流れのままに、直感でやらせてもらおうと思っています」

【PROFILE】くさかり・まさお/1952年9月5日生まれ。福岡県出身。1970年、資生堂「MG5」の広告でモデルデビュー。俳優に転向後は、1974年『卑弥呼』で映画デビュー。同年、『神田川』『青葉繁れる』『沖田総司』などの東宝作品に次々に出演、一躍スターダムに。他の出演作に『病院坂の首縊りの家』(1979年)、『復活の日』(1980年)など。ミュージカルでも活躍する。

●取材・文/春日太一 撮影/舞山秀一

※週刊ポスト2016年4月22日号

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